スポット
(21日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.37円(前営業日比△1.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.20円(△0.53円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1606ドル(▲0.0046ドル)
ダウ工業株30種平均:44785.50ドル(▲152.81ドル)
ナスダック総合株価指数:21100.31(▲72.55)
10年物米国債利回り:4.33%(△0.04%)
WTI原油先物10月限:1バレル=63.52ドル(△0.81ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3381.6ドル(▲6.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
23.5万件 22.4万件
8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
▲0.3 15.9
8月米製造業PMI速報値
53.3 49.8
8月米サービス部門PMI速報値
55.4 55.7
8月米総合PMI速報値
55.4 55.1
7月米景気先行指標総合指数
(前月比) ▲0.1% ▲0.3%
7月米中古住宅販売件数
(前月比) 2.0% ▲2.7%
(年率換算件数)401万件 393万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったこと分かると一時147.58円付近まで売られたものの、下押しは限定的だった。
その後発表の8月米購買担当者景気指数(PMI)速報値や7月米中古住宅販売件数が予想より強い内容だったことが分かると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが活発化。5時前に一時148.41円と日通し高値を更新した。
なお、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレを抑制するためには、適度に引き締め的な政策を維持することが重要」「最大の懸念は高すぎるインフレと上昇基調」「現在のデータは9月利下げの論拠を示さず」などと発言。また、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「今年1回の利下げという見通しがまだ妥当だと考えている」と述べた一方、「経済が大きく変化しているため、その見方には不確実性が大きい」との見解を示した。
・ユーロドルは反落。日本時間夕刻に一時1.1663ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1674ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。米PMI速報値や米住宅指標が予想より強い内容となり、米長期金利が上昇幅を拡大したことなどが相場の重し。24時過ぎに一時1.1601ドルと日通し安値を更新した。その後の戻りも1.1619ドル付近にとどまった。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。20時過ぎに一時172.37円と日通し高値を付けた影響が残った。もっとも、NY市場に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を前に投資家の慎重姿勢が強まる中、持ち高調整目的の売りに押された。決算内容が嫌気されたウォルマートが大幅に下落し、相場の重しとなった面もある。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。米PMI速報値や米住宅指標が予想より強い内容だったことが分かると、債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は反発。露ウクライナ停戦へ向けた話し合いや、米カンザスシティー連銀主催シンポジウム(ジャクソンホール会議)における週末のパウエルFRB議長講演イベントを控えた不透明感から方向性が出にくい。先週末から1ドル程度やそれ未満の上下が繰り返される様子見状態が続いている。
・金先物相場は反落。前日は4営業日続落後の大幅反発となったものの、FRB議長講演イベントを控えるなかの自律反発のような上昇一服の後を受け、再び調整の売りが優位に。米金利上昇やドル高が、金利の付かない資産である金の重しになったり、ドル建て金価格の換算値押し下げにつながったりした。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=148.37円(前営業日比△1.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.20円(△0.53円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1606ドル(▲0.0046ドル)
ダウ工業株30種平均:44785.50ドル(▲152.81ドル)
ナスダック総合株価指数:21100.31(▲72.55)
10年物米国債利回り:4.33%(△0.04%)
WTI原油先物10月限:1バレル=63.52ドル(△0.81ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3381.6ドル(▲6.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
23.5万件 22.4万件
8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
▲0.3 15.9
8月米製造業PMI速報値
53.3 49.8
8月米サービス部門PMI速報値
55.4 55.7
8月米総合PMI速報値
55.4 55.1
7月米景気先行指標総合指数
(前月比) ▲0.1% ▲0.3%
7月米中古住宅販売件数
(前月比) 2.0% ▲2.7%
(年率換算件数)401万件 393万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったこと分かると一時147.58円付近まで売られたものの、下押しは限定的だった。
その後発表の8月米購買担当者景気指数(PMI)速報値や7月米中古住宅販売件数が予想より強い内容だったことが分かると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが活発化。5時前に一時148.41円と日通し高値を更新した。
なお、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレを抑制するためには、適度に引き締め的な政策を維持することが重要」「最大の懸念は高すぎるインフレと上昇基調」「現在のデータは9月利下げの論拠を示さず」などと発言。また、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「今年1回の利下げという見通しがまだ妥当だと考えている」と述べた一方、「経済が大きく変化しているため、その見方には不確実性が大きい」との見解を示した。
・ユーロドルは反落。日本時間夕刻に一時1.1663ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1674ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。米PMI速報値や米住宅指標が予想より強い内容となり、米長期金利が上昇幅を拡大したことなどが相場の重し。24時過ぎに一時1.1601ドルと日通し安値を更新した。その後の戻りも1.1619ドル付近にとどまった。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。20時過ぎに一時172.37円と日通し高値を付けた影響が残った。もっとも、NY市場に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を前に投資家の慎重姿勢が強まる中、持ち高調整目的の売りに押された。決算内容が嫌気されたウォルマートが大幅に下落し、相場の重しとなった面もある。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。米PMI速報値や米住宅指標が予想より強い内容だったことが分かると、債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は反発。露ウクライナ停戦へ向けた話し合いや、米カンザスシティー連銀主催シンポジウム(ジャクソンホール会議)における週末のパウエルFRB議長講演イベントを控えた不透明感から方向性が出にくい。先週末から1ドル程度やそれ未満の上下が繰り返される様子見状態が続いている。
・金先物相場は反落。前日は4営業日続落後の大幅反発となったものの、FRB議長講演イベントを控えるなかの自律反発のような上昇一服の後を受け、再び調整の売りが優位に。米金利上昇やドル高が、金利の付かない資産である金の重しになったり、ドル建て金価格の換算値押し下げにつながったりした。
(中村)
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DZH Finacial Research
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