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香港株サマリー(22日)

市場概況
反発、本土株高が支え 半導体株に買い

 22日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比0.93%高の25339.14ポイントだった。中国企業指数は1.17%高の9079.93ポイント。メインボードの売買代金は概算で2855億8000万HKドル。

 ハンセン指数は寄り付きから20日移動平均(大引け時点で25111.03ポイント)を上回って推移。前日に下値支持線として意識される同水準を割り込んでいただけに、自律反発を見込む買いが入ったもよう。この日は中国本土市場で主要株価指数がほぼ一本調子で上げ幅を広げたことで投資家心理が強気に傾き、終盤に上げ幅を広げた。決算シーズンに入り、好業績を上げた銘柄の個別物色も相場を支えた。セクター別では情報技術、一般消費財、医療・ヘルスケアが上げた半面、エネルギーが下げた。

 ハンセン指数構成銘柄では、中国半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が10%超上昇。米エヌビディアが中国市場向け半導体チップ「H20」に関連する生産作業の停止を部品供給業者に指示したと伝わり、買いを集めた。前日大引け後に発表した2025年6月中間決算の純利益が市場予想を上回った李寧(02331)と快手科技(01024)はそろって大幅に反発。スマートフォン部品・製造受託のBYDエレクトロニック(00285)、医薬品関連の中国生物製薬(01177)と薬明生物技術(02269)も高い。半面、パソコン大手のレノボグループ(00992)、電力大手の華潤電力控股(00836)が続落。25年下半期の資本的支出を5%削減すると発表した石油大手のシノペック(00386)も売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.61%高の5641.78ポイントと4日ぶりに反発。SMICと同業の華虹半導体(01347)や、新興電気自動車メーカーの小鵬汽車(09868)と蔚来集団(09866)が急上昇した。一方、前日大引け後に25年6月中間決算を発表したビリビリ(09626)が大幅安だった。


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