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NY株式サマリー(25日)=ダウ349ドル安 エヌビディアが上昇するも3指数がそろって反落

市場概況
◆ダウ平均: 45282.47 -349.27 -0.77%
◆S&P500: 6439.32 -27.59 -0.43%
◆NASDAQ: 21449.29 -47.25 -0.22%

 25日のNY株式相場は反落。水曜日引け後に決算を発表するエヌビディアや、テスラ、アルファベットなどハイテク・ジャイアントの一角が上昇したものの、先週金曜日の大幅高の反動で総じて上値の重い展開となった。先週金曜日に今年初めて終値の最高値を更新したダウ平均は軟調にスタートすると、349.27ドル安(-0.77%)とほぼ一日の安値で終了。S&P500も終日マイナス圏で推移し、0.43%安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は一時0.35%高まで上昇したものの、0.22%安で終了し、主要3指数がそろって反落した。S&P500の11セクターはコミュニケーション、エネルギーが上昇した一方、生活必需品、ヘルスケア、公益、資本財など9セクターが下落。S&P500採用の503銘柄は約400銘柄が下落した。ダウ平均採用銘柄はエヌビディア、ナイキが約1%上昇し、シェブロンもわずかに上昇した一方、メルクが2%超下落し、3M、アムジェン、コカ・コーラ、ボーイング、IBMなど10銘柄が1%超下落した。

 先週のジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が9月16-17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性を示唆したことで、CMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は約85%となった。しかし、パウエルFRB議長は金融政策はデータ次第だと従来の姿勢を維持しており、経済指標をにらんだ神経質な展開が続きそうだ。今週は金曜日にFRBがインフレ指標として注視する7月個人消費支出(PCE)価格指数が発表されるほか、9月第1週に発表される8月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)などにも要注目となる。


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