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香港株サマリー(26日)

市場概況
3日ぶり反落、後場に下げ幅拡大 利益確定売り

 26日の香港市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。終値は前日比1.18%安の25524.92ポイントだった。中国企業指数は1.07%安の9148.66ポイント。メインボードの売買代金は概算で3178億7000万HKドル。

 ハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付き、終始マイナス圏で推移した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に前日に指数が大幅に続伸し、終値ベースで2021年10月26日以来およそ3年10カ月ぶりの高値を更新した後とあって、高値警戒感から利益確定売りが優勢だった。前場はもみ合いながら下げ幅を縮める場面もあったものの、前日終値付近の売り圧力が意識されると、後場はほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。

 ハンセン指数構成銘柄では、製薬の石薬集団(01093)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、教育関連の新東方教育科技(09901)、半導体受託製造のSMIC(00981)の下げが目立った。2025年6月中間期の減益決算を発表した海底撈国際(06862)が2.76%安。大型ネット株のアリババ集団(09988)、大手国有銀行株の中国建設銀行(00939)が売られ、指数を押し下げた。半面、台湾系食品メーカーの康師傅控股(00322)、自動車ディーラーの中升集団(00881)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(02319)、産金大手の紫金鉱業集団(02899)などが買いを集めた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.74%安の5782.24ポイントと3営業日ぶりに反落。蔚来集団(09866)、ビリビリ(09626)、ASMPT(00522)、SMICが下落率上位。半面、小鵬汽車(09868)、同程旅行(00780)、舜宇光学科技(02382)、BYDエレクトロニック(00285)が上昇率上位だった。

(山下)


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