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中国株サマリー(27日)

市場概況
続落、後場に失速 利益確定売り

 27日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比1.76%安の3800.35ポイントだった。深セン成分指数は1.43%高の12295.07ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で3兆1655億6500万元だった。

 上海総合指数は小動きで始まった後、前場は高くなる場面もあったが、後場に入ると下向きに転じ、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。終値はかろうじて心理的節目の3800ポイントを守った。前場は中国当局の政策支援を好感する買いが入ったものの、相場が10年ぶりの高値圏で推移しているとあって、3890ポイント付近で伸び悩むと、利益確定売りが一気に膨らんだもよう。

 セクター別では、造船、不動産サービス、化学原料が全面安となるなど、ほぼ全セクターで売りが優勢だった。

 A株市場では、企業向けクラウド大手の用友網絡科技(600588)、特定用途無線製品の海能達通信(002583)、スマホ・自動車用光学部品メーカーの欧菲光集団(002456)、酒造の瀘州老窖(000568)、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888)などが大幅安。半面、自動車部品メーカーの恵州市徳賽西威汽車電子(002920)、テック株の科大訊飛(002230)、ゲーム関連の三七互娯網絡科技集団(002555)などが堅調だった。

 上海B株指数は1.32%高の260.89ポイント、深センB株指数は0.61%安の1315.45ポイント。

(山下)


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