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東京マーケットダイジェスト・28日 円底堅い・株高

スポット
ドル円:1ドル=147.12円(前営業日NY終値比▲0.30円)
ユーロ円:1ユーロ=171.21円(▲0.38円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1637ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:42828.79円(前営業日比△308.52円)
東証株価指数(TOPIX):3089.78(△20.04)
債券先物9月物:137.43円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.620%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
        <発表値>   <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
      1672億円の処分超 3109億円の処分超・改
対内株式
      4968億円の処分超 1兆1670億円の所得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。早朝取引で147.21円まで値を下げた後、本邦実需勢の買いが観測されると147.49円まで反発した。ただ、東京仲値にかけて輸出予約が入るなど、上値も限られた。午後に入り財務省が実施した2年債入札が弱い内容だったことが分かると2年債利回りが低下幅を縮小。時間外の米長期金利も小幅ながら低下するなか、日米金利差縮小が意識され、15時過ぎには一時147.00円まで下押しした。
 なお、中川日銀審議委員は「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」との見解を示したほか、「利上げ環境、4月よりは少し改善した」「ビハインド・ザ・カーブには陥っていない」などとも述べた。

・ユーロ円も頭が重い。ドル円が高値を付けたタイミングで一時171.75円まで上げたが、その後はドル円が失速するとつれ安に。午後には昨日安値の171.26円を下抜けて171.12円まで下げ足を速めた。

・ユーロドルは伸び悩み。時間外の米10年債利回りが小幅ながら低下したことに伴って一時1.1655ドルまで上昇した。ただ、一巡後はユーロ円の下落に引きずられる形で上げ幅を縮めた。

・日経平均株価は続伸。決算発表のエヌビディア株が時間外で下落したことが嫌気され、200円超下落してスタートしたが、すぐに押し目買いが入りプラス圏に浮上。後場に入っても堅調地合いを保ちながら、300円超高の高値引けとなった。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。昨日の米国債が買われた流れを引き継ぐ形で日本国債も買いが先行。一時137.55円まで上昇した。もっとも、2年債入札の応札倍率が2009年9月以来の低水準を記録すると137.38円まで上げ幅を縮めた。


(越後)


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