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中国株サマリー(1日)

市場概況
3日続伸、利益確定売りが重しも政策期待などが支え 貴金属株が全面高

 週明け1日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前営業日比0.46%高の3875.53ポイントだった。深セン成分指数は1.05%高の12828.95ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆7499億6100万元だった。

 上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、ほぼプラス圏で推移した。指数は約10年ぶりの高値水準とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったが、新規資金の流入期待を背景に相場の先高観は強いほか、中国当局による景気対策への期待なども買いを支えた。セクター別では、貴金属と宝飾が全面高となったほか、バッテリー素材やバイオなども買われた。半面、保険が全面安。航空・空港運営や証券、銀行も売られた。

 A株市場では、国軒高科(002074)や長春高新技術産業(000661)、思源電気(002028)がストップ高を付けたほか、上海復星医薬(600196)や紫金鉱業集団(601899)も高かった。同業の上海華力微電子の買収を発表し取引を再開した華虹半導体(688347)も大幅高。半面、新華人寿保険(601336)や興業銀行(601166)、順豊控股(002352)、BYD(002594)が売られた。

 上海B株指数は0.05%高の266.02ポイント、深センB株指数は0.17%安の1325.43ポイント。

(山下)


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