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東京外国為替市場概況・15時 ドル円、買い優勢

市場概況
 2日午後の東京外国為替市場でドル円は買いが優勢。15時時点では147.91円と12時時点(147.67円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。本邦10年債入札の好調な結果を受けて長期金利に低下圧力が加わり、為替は147円後半の円安水準で推移した。15時頃には147.93円までドル買い円売りが進んだ。
 13時半から始まった自民党の両院議員総会は、あいさつ部分のみ公開された。そこで石破首相は「参院選大敗、総裁たる私の責任」と述べ、「来るべき時にきちんとした決断をする」との考えを示した。

 ユーロ円は強含み。15時時点では172.98円と12時時点(172.74円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に円安水準での値動きが続いた。一時100円超安まで売られていた日経平均がプラス圏を回復したことも支えに、15時過ぎには173.04円まで日通し高値を更新している。
 なお氷見野日銀副総裁は午後の記者会見で、午前のあいさつで言及したETFやREITの処分について、「特に時期を示唆する考えはない」と発言した。
 
 ユーロドルは小安い。15時時点では1.1695ドルと12時時点(1.1698ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高につれ、米10年債利回りが先週末引け水準を上回って推移も重しとなった。1.17ドル割れで戻り鈍く、1.1687ドルまでユーロ安ドル高に傾いた。
 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事の発言「これ以上の利下げをする理由は見当たらない」に対する反応も限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.05円 - 147.93円
ユーロドル:1.1687ドル - 1.1718ドル
ユーロ円:172.28円 - 173.04円


(小針)


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