市場概況
3日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では148.75円とニューヨーク市場の終値(148.36円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。日銀に対する行き過ぎた利上げ期待の調整や、日本の政治的な不透明さを嫌気した昨日からの円安地合いが継続。東京仲値の値決めにかけては、一時148.77円まで上値を広げた。
なお、本邦超長期債は下落し、新発30年物国債利回りは過去最高水準を記録した。財政規律を重視する石破首相退陣となれば、欧米同様に財政悪化への懸念が高まることが超長期債の下落要因。米国同様に、中期債利回りよりも超長期債利回りの上げ幅が大きくなる「信認低下トレード」が更に進むか注目される。
ユーロドルは小安い。10時時点では1.1633ドルとニューヨーク市場の終値(1.1640ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しになり1.1629ドルまで小幅に下値を広げた。
ユーロ円はじり高。10時時点では173.04円とニューヨーク市場の終値(172.70円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れる展開で、仲値の値決めにかけては173.08円までじり高。株安もリスク回避の円買いにはならず、本日は日本の金融市場はトリプル安(株下落・債券下落・円下落)に動いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.31円 - 148.77円
ユーロドル:1.1629ドル - 1.1645ドル
ユーロ円:172.60円 - 173.08円
(松井)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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なお、本邦超長期債は下落し、新発30年物国債利回りは過去最高水準を記録した。財政規律を重視する石破首相退陣となれば、欧米同様に財政悪化への懸念が高まることが超長期債の下落要因。米国同様に、中期債利回りよりも超長期債利回りの上げ幅が大きくなる「信認低下トレード」が更に進むか注目される。
ユーロドルは小安い。10時時点では1.1633ドルとニューヨーク市場の終値(1.1640ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しになり1.1629ドルまで小幅に下値を広げた。
ユーロ円はじり高。10時時点では173.04円とニューヨーク市場の終値(172.70円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れる展開で、仲値の値決めにかけては173.08円までじり高。株安もリスク回避の円買いにはならず、本日は日本の金融市場はトリプル安(株下落・債券下落・円下落)に動いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.31円 - 148.77円
ユーロドル:1.1629ドル - 1.1645ドル
ユーロ円:172.60円 - 173.08円
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