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香港株サマリー(3日)

市場概況
続落、朝高後に下げ BYDエレクトロニックが大幅安

 3日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比0.60%安の25343.43ポイントだった。中国企業指数は0.64%安の9050.02ポイント。メインボードの売買代金は概算で2676億4000万HKドル。

 ハンセン指数は反発して始まったものの、前日のNY市場で主要3株価指数がそろって続落した流れを受けて前場に下げに転じた。後場はおおむね10日移動平均線(大引け時点で25353.42ポイント)と20日移動平均線(同25260.99ポイント)に挟まれた狭いレンジで推移した。米長期金利の上昇も地合いの悪化につながった。ワシントンの連邦巡回区控訴裁判所が8月29日、トランプ政権による相互関税などを憲法違反とした一審判決を支持し、米財政の悪化懸念が広がった。

 ハンセン指数構成銘柄では、電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(00285)が5%近く続落したほか、同社親会社のBYD(01211)、家電大手の美的集団(00300)、ビール大手の華潤ビール(00291)とバドワイザーAPAC(01876)が大幅安だった。半面、医薬品関連の上昇が目立ち、医薬区品ネット通販の阿里健康(00241)、製薬の石薬集団(01093)と翰森製薬(03692)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)が買われた。自動車販売の中升集団(00881)は続伸した。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.78%安の5683.74ポイントと続落。BYDエレクトロニックとBYD、美的集団の下げがきつい。一方、阿里健康と同業の京東健康(06618)、中国検索大手の百度(09888)が買われた。

(山下)


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