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香港株サマリー(4日)

市場概況
3日続落で1週間ぶり安値、アリババ集団が3%超安

4日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。終値は前日比1.12%安の25058.51ポイントだった。中国企業指数は1.25%安の8937.09ポイント。メインボードの売買代金は概算で3022億3000万HKドル。

 ハンセン指数は高く寄り付いた後、ほどなくマイナス圏に沈むと、序盤に下げ幅を拡大し、その後もマイナス圏で軟調に推移した。心理的節目の25000ポイント付近では下げ渋ったものの、終値は8月28日以来、1週間ぶり安値だった。米国の利下げや中国の景気対策に対する期待は強いものの、米雇用統計の発表を週末に控えて積極的な買いが控えられた。また、中国当局が株式市場過熱を警戒し、投機抑制策を検討していると伝わったことも投資家心理を冷やした。

 ハンセン指数構成銘柄では、アリババ集団(09988)が3%超下げて指数を押し下げたほか、2025年の販売台数目標をこれまでの550万台から460万台に16%下方修正したと伝わったBYD(01211)も3%超下げた。中升集団(00881)は8%超下げたほか、無錫薬明康徳新薬開発(02359)やSMIC(00981)も大幅に下落した。半面、百度(09888)や信義光能(00968)、阿里健康(00241)などが買われた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.85%安の5578.86ポイント。SMICのほか、地平線機器人(09660)や蔚来集団(09866)が下落率上位だった。半面、百度や阿里健康、テンセント・ミュージック(01698)が上昇率上位だった。

(山下)


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