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東京マーケットダイジェスト・8日 円安・株高

スポット
ドル円:1ドル=148.13円(前営業日NY終値比△0.70円)
ユーロ円:1ユーロ=173.53円(△0.79円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1715ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:43643.81円(前営業日比△625.06円)
東証株価指数(TOPIX):3138.20(△32.89)
債券先物9月物:138.04円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.570%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>  <前回発表値>
4-6月期実質国内総生産(GDP)改定値
前期比     0.5%    0.3%
前期比年率   2.2%    1.0%
7月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
    2兆6843億円の黒字 1兆3482億円の黒字
経常収支(季節調整済)
    1兆8828億円の黒字 2兆3979億円の黒字
貿易収支
     1894億円の赤字  4696億円の黒字
8月景気ウオッチャー調査
現状判断指数  46.7    45.2
先行き判断指数 47.5    47.3

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。石破首相が週末7日に辞任を発表したことを受けて、次期政権での減税政策実現への思惑から円売り・ドル買いが進行し、上方向に大きく窓を開けてスタート。日経平均株価が大幅高となったうえ、時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えに先週末高値の148.54円を上抜けて148.58円まで買い上げられた。もっとも、株高や米金利上昇が一服すると、利食い売りなどが持ち込まれ148円を割り込む場面も見られた。

・ユーロ円も買い優勢。石破首相の退陣を受けて週明けから円が全面安の展開となった。ユーロ円は一時173.91円まで大きく上昇した。もっとも、急ピッチで上げた反動もあり、一巡すると173.30円台まで伸び悩んだ。

・ユーロドルはもみ合い。円相場となったことから東京市場では1.1692-1.1723ドルのレンジで方向感を欠いた。

・日経平均株価は3日続伸。石破首相の辞任を受けて財政拡張政策への期待感から買いが優勢となった。上げ幅は一時800円を超えたほか、TOPIXは史上最高値を更新した。

・債券先物相場は3日続伸。前週末の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行。ただ、石破首相の辞任によって拡張的な財政政策を志向する次期政権が誕生するとの思惑が広がったため、一巡後は買いを進めにくくなった。


(越後)


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