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東京マーケットダイジェスト・9日 円高・株一転下落

スポット
ドル円:1ドル=146.85円(前営業日NY終値比▲0.65円)
ユーロ円:1ユーロ=172.97円(▲0.53円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1779ドル(△0.0016ドル)
日経平均株価:43459.29円(前営業日比▲184.52円)
東証株価指数(TOPIX):3122.12(▲16.08)
債券先物9月物:138.00円(▲0.04円)
新発10年物国債利回り:1.560%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
     <発表値>   <前回発表値>
8月マネーストックM2
前年比    1.3%     1.0%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。昨日のNY市場で下落した流れを引き継いで、東京市場でも売りが強まった。午後に入っても戻りは鈍く、一時146.82円まで下値を広げた。特段、ドル売りを促す新規材料は伝わっていないが、23時に米労働統計局が発表する雇用者数の年次ベンチマーク改定(2024年4月から2025年3月)への警戒感が背景にあり、一部では100万人ほど下方修正されるとの予想も出ている。

・ユーロ円も弱含み。173.40円挟みのもみ合いが続いていたが、次第にドル円の下落につれる形で172.92円まで下押ししている。前場に史上最高値を更新していた日経平均株価が後場にマイナス圏に沈んだことも嫌気された。

・ユーロドルは強含み。全般ドル安が進んだ流れに沿って一時1.1780ドルまで値を上げている。また、ポンドドルは1.3582ドル、豪ドル米ドルは0.6615米ドル、NZドル米ドルは0.5956米ドルまで上昇している。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反落。昨日の米ハイテク株が上昇したことを受けて半導体関連株が買われ、指数は500円超上昇し、史上最高値を更新した。ただ、買い一巡後は一転して売りが優勢となり、後場には下げに転じた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が上昇した影響から138.27円まで買いが先行。ただ、自民党総裁選に出馬する可能性のある河野議員が日銀の利上げの必要性に言及すると売りが優勢となった。


(越後)


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