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NY株式サマリー(9日)=ダウ196ドル高と続伸 3指数がそろって最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 45711.34 +196.39 +0.43%
◆S&P500: 6512.61 +17.46 +0.27%
◆NASDAQ: 21879.489 +80.79 +0.37%

 9日のNY株式相場は続伸。米労働省統計局が年次改定で、2025年3月まで1年間の雇用者数を市場予想のほぼ上限となる91.1万人下方修正すると公表したことで米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が一段と高まった。ダウ平均採用銘柄のユナイテッドヘルスが好業績期待を背景に8%超上昇したことも支援となった。ダウ平均は取引終盤に249ドル高まで上昇し、196.39ドル高(+0.43%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.27%高、0.37%高で終了し、主要3指数がそろって2日続伸した。ダウ平均は8月28日以来、7営業日ぶりに終値の最高値を更新し、S&P500も3営業日ぶりに終値の最高値を更新。ナスダック総合は前日に続いて取引時間中と終値の史上最高値を更新した。S&P500の11セクターはコミュニケーション、公益、ヘルスケア、エネルギーなど8セクターが上昇し、素材、資本財など3セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルスが8.64%高となり1銘柄でダウ平均を170ドル押し上げたほか、ゴールドマン・サックスも3%近く上昇し、ダウ平均を135ドル余り押し上げた。

 雇用統計の年次改定の大幅下方修正を受けて米10年債利回りは前日の4.046%から一時4.040%まで低下(価格は上昇)したが、欧州債の下落や足もとでの上昇の反動で4.074%に上昇した。今週は水曜日に8月生産者物価指数(PPI)、木曜日に8月消費者物価指数(CPI)の発表があり、利下げ見通しを巡って引き続き経済指標に要注目となる。

 引け後の動きではオラクルが時間外で27%高と急伸。クラウド・データベース売上高が急増したことが好感された。


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