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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上値重い

市場概況
 10日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。12時時点では147.30円とニューヨーク市場の終値(147.41円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。時間外取引の米10年債利回りが4.09%台へ小幅に上昇を先行させる場面もあり、ドル円も米金利に並行した動きではなかったものの147.57円まで小幅に上値を広げた。しかし米金利・ドル円ともほどなく頭打ち。米10年債利回りは4.08%前後、ドル円は147.30円付近と、ともに限られた動きの中ながら本日のレンジ下限付近へ下押した。

 ユーロドルは下押し幅を縮小。12時時点では1.1707ドルとニューヨーク市場の終値(1.1708ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の一時的な上昇や、対円でのドル強含みを受けて1.1690ドルまで小幅に下値を広げた。しかし大きな振れに発展せず、米金利やドル円の頭打ちとともにやや持ち直した。

 ユーロ円は12時時点では172.44円とニューヨーク市場の終値(172.59円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下押しに連動して172.39円までわずかに下値を広げたものの、朝方に下押して以降の値動きは引き続き限定的。172円半ばを中心とした限られたレンジにとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.30円 - 147.57円
ユーロドル:1.1690ドル - 1.1714ドル
ユーロ円:172.39円 - 172.65円

(関口)


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