スポット
(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.99円(前営業日比△0.51円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.64円(▲0.19円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1813ドル(▲0.0054ドル)
ダウ工業株30種平均:46018.32ドル(△260.42ドル)
ナスダック総合株価指数:22261.33(▲72.63)
10年物米国債利回り:4.09%(△0.06%)
WTI原油先物10月限:1バレル=64.05ドル(▲0.47ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3717.8ドル(▲7.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 29.7% 9.2%
8月米住宅着工件数
130.7万件 142.9万件・改
建設許可件数
131.2万件 136.2万件
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
4.00−4.25%に引き下げ 4.25−4.50%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利を4.00−4.25%に引き下げることを決めたと発表。声明では「雇用の伸びは鈍化し、失業率は小幅に上昇したものの、依然として低水準にある」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と指摘した。採決では16日に理事に就任したミラン氏が反対票を投じ、0.50%の利下げを主張したことが明らかになった。
また、同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2025年末時点の中央値が3.625%に引き下げられ、年内残り2回の会合でも利下げするとのシナリオが示された。
FOMC結果公表直後は米長期金利の低下とともにドル売りが活発化し、一時145.49円と7月7日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。ただ、売り一巡後は一転上昇した。一時は3.9879%前後と4月7日以来の低水準を付けた米10年債利回りが4.08%台まで上昇したことを受けてドルを買い戻す動きが広がった。5時30分過ぎには一時147.05円と日通し高値を更新した。
なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「雇用減速の大部分は労働人口の減少を反映」「リスクバランスは変化し、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と述べたほか、「今日の決定はリスク管理の利下げだ」「今回の会合で0.50%の利下げは広く支持されなかった」などと発言。市場の一部ではパウエル氏の「リスク管理のための利下げ」との発言が「今後の利下げに慎重」と受け止められた面もあったようだ。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。FOMC金利見通しで年内の連続利下げ予想が示されると米長期金利の低下とともに全般ドル売りが進行。3時過ぎに一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、1.19ドル台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利が一転上昇するとドル買い戻しが優勢となり、一時1.1808ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は5日ぶりに小反落。20時過ぎに一時173.09円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。4時過ぎには173.78円付近まで下げ渋った。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=146.99円(前営業日比△0.51円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.64円(▲0.19円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1813ドル(▲0.0054ドル)
ダウ工業株30種平均:46018.32ドル(△260.42ドル)
ナスダック総合株価指数:22261.33(▲72.63)
10年物米国債利回り:4.09%(△0.06%)
WTI原油先物10月限:1バレル=64.05ドル(▲0.47ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3717.8ドル(▲7.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 29.7% 9.2%
8月米住宅着工件数
130.7万件 142.9万件・改
建設許可件数
131.2万件 136.2万件
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
4.00−4.25%に引き下げ 4.25−4.50%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利を4.00−4.25%に引き下げることを決めたと発表。声明では「雇用の伸びは鈍化し、失業率は小幅に上昇したものの、依然として低水準にある」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と指摘した。採決では16日に理事に就任したミラン氏が反対票を投じ、0.50%の利下げを主張したことが明らかになった。
また、同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2025年末時点の中央値が3.625%に引き下げられ、年内残り2回の会合でも利下げするとのシナリオが示された。
FOMC結果公表直後は米長期金利の低下とともにドル売りが活発化し、一時145.49円と7月7日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。ただ、売り一巡後は一転上昇した。一時は3.9879%前後と4月7日以来の低水準を付けた米10年債利回りが4.08%台まで上昇したことを受けてドルを買い戻す動きが広がった。5時30分過ぎには一時147.05円と日通し高値を更新した。
なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「雇用減速の大部分は労働人口の減少を反映」「リスクバランスは変化し、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と述べたほか、「今日の決定はリスク管理の利下げだ」「今回の会合で0.50%の利下げは広く支持されなかった」などと発言。市場の一部ではパウエル氏の「リスク管理のための利下げ」との発言が「今後の利下げに慎重」と受け止められた面もあったようだ。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。FOMC金利見通しで年内の連続利下げ予想が示されると米長期金利の低下とともに全般ドル売りが進行。3時過ぎに一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、1.19ドル台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利が一転上昇するとドル買い戻しが優勢となり、一時1.1808ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は5日ぶりに小反落。20時過ぎに一時173.09円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。4時過ぎには173.78円付近まで下げ渋った。
(中村)
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DZH Finacial Research
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