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NY株式サマリー(17日)=ダウ260ドル高 FOMCを受けて最高値更新 ナスダックは下落

市場概況
◆ダウ平均:46018.32 +260.42 +0.57%
◆S&P500:6600.35 -6.41 -0.10%
◆NASDAQ:22261.33 -72.63 -0.33%

 17日のNY株式相場は高安まちまち。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利が0.25%引き下げられ、年内あと2回の利下げ見通しが示されたことが好感された一方、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で先行きの政策については未定だとしたことや、メンバーの金利予想で来年の利下げ見通しが市場予想を下回る1回にとどまったことで先行き不透明感も強まった。

 ダウ平均はFOMC結果公表後に一時504ドル高まで上昇し、取引時間中の史上最高値を更新したが、260.42ドル高(+0.57%)と上昇幅を縮小して終了。S&P500は0.27%高まで上昇後、0.10%安とわずかにマイナス圏で終了し、ナスダック総合も0.33%安で終了した。

 S&P500の11セクターは金融、生活必需品、素材、公益など6セクターが上昇し、IT、資本財、一般消費財など5セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はアメリカン・エキスプレス、キャタピラーが2%超上昇し、ビザ、プロクター・アンド・ギャンブル、コカ・コーラ、ゴールドマン・サックスなど8銘柄が1%超上昇した一方、エヌビディアが2.62%安となり、ホーム・デポ、アマゾンも1%超下落した。半導体株はエヌビディアのほか、ブロードコムが3.84%安、インテルが1.46%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が0.81%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.31%安と10営業日ぶりに反落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.36ポイントから15.72ポイントに低下した。


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