市場概況
◆ダウ平均:46142.42 +124.10 +0.27%
◆S&P500:6631.96 +31.61 +0.48%
◆NASDAQ:22470.73 +209.40 +0.94%
ダウ124ドル高 利下げ見通しを受けて主要3指数とラッセルが高値更新
18日のNY株式相場は上昇。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが決定され、年内あと2回の利下げ予想が示されたことで、金利低下の恩恵をより多く受ける小型株を中心に景気敏感株が幅広く上昇した。エヌビディアがインテルに50億ドルを投資してデータセンターやPC向け半導体を共同で開発すると発表し、インテルが22.77%高、エヌビディアが3.49%高となったことも相場を押し上げた。
ダウ平均は124.1ドル高(+0.27%)と2日続伸して終了し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.48%高、0.94%高とともに3日ぶりに反発。主要3指数はそろって取引時間中と終値の史上最高値を更新した。小型株指数のラッセル2000は2.51%高と主要3指数をアウトパフォーム。昨年11月25日以来、約10カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では2021年11月以来の最高値更新となった。
S&P500の11セクターはIT、資本財、コミュニケーション、ヘルスケアなど7セクターが上昇し、生活必需品、一般消費財、エネルギーなど4セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はキャタピラー、エヌビディアが3%超上昇し、IBMも2%超上昇。一方、ビザが2%超下落し、ユナイテッドヘルス、プロクター・アンド・ギャンブル、マクドナルドなども1%超下落した。
米経済指標は新規失業保険申請件数と9月フィラデルフィア連銀業況指数が予想より強い結果となった一方、8月景気先行指数が予想以上に悪化とまちまちの結果。米10年債利回りは前日の4.076%から一時、4.137%まで上昇(価格は下落)したが、景気先行指数の悪化を受けて買い戻され、4.108%で終了した。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したフェデックスが時間外で5%超上昇した。
(小針)
Provided by
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る
◆S&P500:6631.96 +31.61 +0.48%
◆NASDAQ:22470.73 +209.40 +0.94%
ダウ124ドル高 利下げ見通しを受けて主要3指数とラッセルが高値更新
18日のNY株式相場は上昇。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが決定され、年内あと2回の利下げ予想が示されたことで、金利低下の恩恵をより多く受ける小型株を中心に景気敏感株が幅広く上昇した。エヌビディアがインテルに50億ドルを投資してデータセンターやPC向け半導体を共同で開発すると発表し、インテルが22.77%高、エヌビディアが3.49%高となったことも相場を押し上げた。
ダウ平均は124.1ドル高(+0.27%)と2日続伸して終了し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.48%高、0.94%高とともに3日ぶりに反発。主要3指数はそろって取引時間中と終値の史上最高値を更新した。小型株指数のラッセル2000は2.51%高と主要3指数をアウトパフォーム。昨年11月25日以来、約10カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では2021年11月以来の最高値更新となった。
S&P500の11セクターはIT、資本財、コミュニケーション、ヘルスケアなど7セクターが上昇し、生活必需品、一般消費財、エネルギーなど4セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はキャタピラー、エヌビディアが3%超上昇し、IBMも2%超上昇。一方、ビザが2%超下落し、ユナイテッドヘルス、プロクター・アンド・ギャンブル、マクドナルドなども1%超下落した。
米経済指標は新規失業保険申請件数と9月フィラデルフィア連銀業況指数が予想より強い結果となった一方、8月景気先行指数が予想以上に悪化とまちまちの結果。米10年債利回りは前日の4.076%から一時、4.137%まで上昇(価格は下落)したが、景気先行指数の悪化を受けて買い戻され、4.108%で終了した。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したフェデックスが時間外で5%超上昇した。
(小針)
Provided by
DZH Finacial Research
「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。
豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。