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東京外国為替市場概況・15時 ドル円、軟調

市場概況
 19日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。15時時点では147.51円と12時時点(147.99円)と比べて48銭程度のドル安水準だった。日銀金融政策決定会合では予想通りに政策金利0.50%の据え置きが決定されたものの、2名の審議委員(高田委員・田村委員)が0.75%への利上げを主張したことなどで、147.20円まで下値を広げた。
 また、上場投資信託(ETF)の売却を簿価ベースで年間3300億円(※2025年3月末の時価換算で6200億円)を開始するとの決定も、利上げ時期が近付いているとの思惑から日本株安・円買い要因になった。
 自民党総裁選を巡る不確実性が意識される中、2名の審議委員が利上げを主張したことで、10月の利上げ観測が高まっており、15時30分からの植田日銀総裁の記者会見が注目されている。

 なお、高市前経済安全保障担当相が自民党総裁選への出馬会見に臨み、「最もやりたいことは大胆な危機管理投資と成長投資」などと述べた。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.1773ドルと12時時点(1.1779ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落に連れて、一時1.1770ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は15時時点では173.67円と12時時点(174.33円)と比べて66銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に連れて、一時173.48円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.20円 - 148.11円
ユーロドル:1.1770ドル - 1.1793ドル
ユーロ円:173.48円 - 174.50円

(山下)


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