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中国株サマリー(22日)

市場概況
3日ぶり反発、方向感乏しく テック株が高い

 週明け22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶり反発。終値は前営業日比0.22%高の3828.58ポイントだった。深セン成分指数は0.67%高の13157.97ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆1214億9000万元だった。

 上海総合指数は方向感に乏しく、終始前週末終値を挟んだ一進一退の展開。高値警戒感が上値を抑える半面、中国当局による景気への期待が根強いなか、前週末まで続落した後とあって、押し目買いが入ったもよう。19日に行われたトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の電話会談について、トランプ氏は「極めて重要な多くの課題で進展があった」と自身のSNSに投稿した。ただ、中国国営新華社による電話会談の報道はトランプ氏が重要課題として挙げた「貿易や合成麻薬フェンタニル対策、ロシアとウクライナの戦争終結の必要性」に言及していなかった。

 A株市場では、曙光信息産業(603019)、立訊精密工業(002475)がストップ高となったほか、大族激光科技産業集団(002008)、歌爾(002241)、富士康工業互聯網(601138)も大幅高となるなど、テック株の上昇が目立った。前週末に安かった安徽中鼎密封件(000887)と浙江三花智能控制(002050)が反発。バスメーカーの鄭州宇通客車(600066)、通信設備メーカーの中興通訊(000063)、鉄鋼大手のアンガン・スチール(000898)なども高い。半面、中青旅控股(600138)と万達電影(002739)が反落したほか、ゲーム関連の三七互娯網絡科技集団(002555)と奥飛娯楽(002292)の下げがきつい。大手銀行の中国建設銀行(601939)と中国農業銀行(601288)が売られ、指数を押し下げた。

 上海B株指数は0.06%安の260.52ポイント、深センB株指数は0.42%高の1347.79ポイント。

(山下)


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