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NY株式サマリー(22日)=ダウ、66ドル高 主要3指数が連日で最高値更新

市場概況
◆ダウ平均:46381.54 +66.27 +0.14%
◆S&P500:6693.75 +29.39 +0.44%
◆NASDAQ:22788.98 +157.50 +0.70%

 22日のNY株式相場は続伸。高値警戒感からやや軟調にスタートしたが、エヌビディアとオープンAIの提携発表を受けてエヌビディア、オラクルなどのAI関連株が軒並み上昇したほか、新型iPhoneの販売好調を好感したアップルの大幅高も相場を押し上げた。ダウ平均は朝方に279ドル安まで下落したが、66.27ドル高(+0.14%)と4営業日続伸して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.44%高、0.70%高と3営業日続伸して終了。主要3指数はそろって取引時間中と終値の史上最高値を更新した。

 S&P500の11セクターはIT、公益、資本財など4セクターが上昇し、素材が横ばい。一方、コミュニケーション、生活必需品、一般消費財など6セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はアップルが4.31%高、エヌビディアが3.93%高となり、IBM、ユナイテッドヘルス、キャタピラーなども1%超上昇。一方、プロクター・アンド・ギャンブル、3M、アマゾン、ボーイングなどが1%超下落した。

 先週は米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利が0.25%引き下げられ、年内あと2回(0.50%)の利下げ見通しが示されたことで週後半に上昇幅を拡大した。ダウ平均が週間で481.05ドル高(+1.05%)、S&P500が1.22%高、ナスダック総合が2.21%高となり、そろって18-19日の連日で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。小型株指数のラッセル2000は2.16%高と7週続伸し、終値で2021年11月以来の最高値を更新した。先週の大幅高を受けて高値警戒感が意識されたものの、AIラリーの持続期待が週明けの米株の支援となった。今週は年内の利下げ見通しを巡り、金曜日に発表される8月個人消費支出(PCE)価格指数が焦点となりそうだ。

(小針)


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