スポット
(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.80円(前営業日比△0.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.75円(▲0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1666ドル(▲0.0072ドル)
ダウ工業株30種平均:45947.32ドル(▲173.96ドル)
ナスダック総合株価指数:22384.70(▲113.16)
10年物米国債利回り:4.17%(△0.03%)
WTI原油先物11月限:1バレル=64.98ドル(▲0.01ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3771.1ドル(△3.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4−6月期米国内総生産(GDP)確定値
(前期比年率) 3.8% 3.3%
個人消費確定値
(前期比年率) 2.5% 1.6%
コアPCE確定値
(前期比年率) 2.6% 2.5%
8月米卸売在庫
(前月比) ▲0.2% 0.0%・改
8月米耐久財受注額
(前月比) 2.9% ▲2.7%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.4% 1.0%
前週分の米新規失業保険申請件数
21.8万件 23.2万件・改
8月米中古住宅販売件数
(前月比) ▲0.2% 2.0%
(年率換算件数)400万件 401万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。4−6月期米国内総生産(GDP)確定値や8月米耐久財受注額、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。その後発表の8月米中古住宅販売件数が予想を上回ったことも相場の支援材料となり、3時過ぎに一時149.93円と8月1日以来の高値を付けた。米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.19%台まで上昇した。
なお、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「政策金利は150−200べーシスポイント程度制約的」と述べたほか、ボウマンFRB副議長は「インフレではなく雇用創出へのシフトが適切」「労働市場は予想以上に脆弱」などと発言。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するグールズビー米シカゴ連銀総裁は「あまりに多くの利下げ前倒しには懸念を覚える」と話し、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「FRBの金融政策はやや引き締め的で、この水準が適切」「今後も金融政策判断はデータ次第で調整」と語った。
・ユーロドルは続落。良好な米経済指標が相次いだことを受けて全般ドル買いが優勢になると、3時過ぎに一時1.1646ドルと4日以来の安値を更新した。「欧州外交当局者らはロシアに対し、これ以上の領空侵犯があった場合にはロシア機の撃墜を含め、全面的な対応を取る用意があると警告した」との一部報道が伝わると、地政学リスクを意識したユーロ売りも出た。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.61まで上昇した。
・ユーロ円は4日ぶりに小反落。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。良好な米経済指標が相次いだことを受けて、FRBの追加利下げへの期待が後退すると株売りが広がった。欧州とロシアを巡る地政学リスクが意識されたことも投資家心理を冷やした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。良好な米経済指標が相次いだことを受けてFRBによる追加利下げへの期待が後退すると、売りが優勢となった。
・原油先物相場は3日ぶりに小反落。良好な米経済指標でドル高が進むとドル建てで取引される原油の割高感が意識され、一時64ドル台前半まで下落した。ただ、欧州とロシアを巡る地政学リスクが意識されると一転して買い戻しが強まった。
・金先物相場は反発。良好な米指標を受けてドル高が進むと、ドル建てで取引される金の割高感が意識されて一時3750ドル台まで下落した。ただ、金先高観は根強く、一巡後は押し目買いが入りプラス圏を回復した。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=149.80円(前営業日比△0.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.75円(▲0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1666ドル(▲0.0072ドル)
ダウ工業株30種平均:45947.32ドル(▲173.96ドル)
ナスダック総合株価指数:22384.70(▲113.16)
10年物米国債利回り:4.17%(△0.03%)
WTI原油先物11月限:1バレル=64.98ドル(▲0.01ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3771.1ドル(△3.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4−6月期米国内総生産(GDP)確定値
(前期比年率) 3.8% 3.3%
個人消費確定値
(前期比年率) 2.5% 1.6%
コアPCE確定値
(前期比年率) 2.6% 2.5%
8月米卸売在庫
(前月比) ▲0.2% 0.0%・改
8月米耐久財受注額
(前月比) 2.9% ▲2.7%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.4% 1.0%
前週分の米新規失業保険申請件数
21.8万件 23.2万件・改
8月米中古住宅販売件数
(前月比) ▲0.2% 2.0%
(年率換算件数)400万件 401万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。4−6月期米国内総生産(GDP)確定値や8月米耐久財受注額、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。その後発表の8月米中古住宅販売件数が予想を上回ったことも相場の支援材料となり、3時過ぎに一時149.93円と8月1日以来の高値を付けた。米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.19%台まで上昇した。
なお、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「政策金利は150−200べーシスポイント程度制約的」と述べたほか、ボウマンFRB副議長は「インフレではなく雇用創出へのシフトが適切」「労働市場は予想以上に脆弱」などと発言。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するグールズビー米シカゴ連銀総裁は「あまりに多くの利下げ前倒しには懸念を覚える」と話し、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「FRBの金融政策はやや引き締め的で、この水準が適切」「今後も金融政策判断はデータ次第で調整」と語った。
・ユーロドルは続落。良好な米経済指標が相次いだことを受けて全般ドル買いが優勢になると、3時過ぎに一時1.1646ドルと4日以来の安値を更新した。「欧州外交当局者らはロシアに対し、これ以上の領空侵犯があった場合にはロシア機の撃墜を含め、全面的な対応を取る用意があると警告した」との一部報道が伝わると、地政学リスクを意識したユーロ売りも出た。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.61まで上昇した。
・ユーロ円は4日ぶりに小反落。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。良好な米経済指標が相次いだことを受けて、FRBの追加利下げへの期待が後退すると株売りが広がった。欧州とロシアを巡る地政学リスクが意識されたことも投資家心理を冷やした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。良好な米経済指標が相次いだことを受けてFRBによる追加利下げへの期待が後退すると、売りが優勢となった。
・原油先物相場は3日ぶりに小反落。良好な米経済指標でドル高が進むとドル建てで取引される原油の割高感が意識され、一時64ドル台前半まで下落した。ただ、欧州とロシアを巡る地政学リスクが意識されると一転して買い戻しが強まった。
・金先物相場は反発。良好な米指標を受けてドル高が進むと、ドル建てで取引される金の割高感が意識されて一時3750ドル台まで下落した。ただ、金先高観は根強く、一巡後は押し目買いが入りプラス圏を回復した。
(中村)
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DZH Finacial Research
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