スポット
(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.90円(前営業日比▲0.69円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.53円(▲0.72円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:46397.89ドル(△81.82ドル)
ナスダック総合株価指数:22660.01(△68.86)
10年物米国債利回り:4.15%(△0.01%)
WTI原油先物11月限:1バレル=62.37ドル(▲1.08ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3873.2ドル(△18.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米住宅価格指数
(前月比) ▲0.1% ▲0.2%
7月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 1.8% 2.2%・改
9月米シカゴ購買部協会景気指数
40.6 41.5
8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
722.7万件 720.8万件・改
9月米消費者信頼感指数
94.2 97.8・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日続落。米政府機関閉鎖への懸念や日銀の利上げ再開観測を背景に円買い・ドル売りが入りやすい地合いとなった。この日発表の9月米シカゴ購買部協会景気指数や9月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも相場の重しとなり、2時30分前には一時147.65円と日通し安値を更新した。
米与野党は前日に政府運営を維持するための「つなぎ予算案」の成立を目指して協議したものの、医療関連予算を巡る溝は埋まらず、10月1日から一部の政府機関が閉鎖される可能性が高まった。また、本日東京時間に公表された9月18−19日分の日銀金融政策決定会合における主な意見では「利上げ再開を検討すべきとの複数の意見があった」ことが示された。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。予想を下回る米経済指標を受けてユーロ買い・ドル売りが先行。トランプ米大統領が会見で「おそらく政府機関閉鎖が起こるだろう」と発言したこともドル売りを促し、一時1.1761ドルと日通し高値を更新した。ただ、引けにかけては1.1733ドル付近まで上げ幅を縮めた。
・ユーロ円は続落。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが先行。ドル円の下落につれた売りも出て、23時過ぎに一時173.39円と日通し安値を更新した。その後の戻りも173.72円付近にとどまった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部が閉鎖する可能性が警戒されて、指数は下落して始まったものの、米利下げ継続期待を背景に買いが入ると持ち直した。「米製薬大手ファイザーは薬価引き下げでトランプ大統領と合意」との報道を好感して製薬株に買いが集まり、指数を押し上げた面もある。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒されて、相対的に安全資産とされる米国債には買いが先行したものの、終盤失速した。ダウ平均が史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると米国債には売りが出た。
・原油先物相場は続落。軟調な動きを見せていた原油先物だったが、OPEC事務局がXで「日量500キロバレルの増産を計画しているという最近のメディア報道を断固として否定する」と発表すると一時強含む場面もあった。しかし、前日にイスラエルがガザ和平の新提案を合意したこともあり、上値は限られ続落して引けた。
・金先物相場は4日続伸。米政府機関の閉鎖の可能性が高まっていることで、この日も安全資産とされる金先物には買いが集まり史上最高値を更新した。3900ドル手前まで上昇すると、一時利食いの売りも入り下げに転じる場面もあったが、NY勢参入とともに買いの勢いが再び強まった。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=147.90円(前営業日比▲0.69円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.53円(▲0.72円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:46397.89ドル(△81.82ドル)
ナスダック総合株価指数:22660.01(△68.86)
10年物米国債利回り:4.15%(△0.01%)
WTI原油先物11月限:1バレル=62.37ドル(▲1.08ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3873.2ドル(△18.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米住宅価格指数
(前月比) ▲0.1% ▲0.2%
7月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 1.8% 2.2%・改
9月米シカゴ購買部協会景気指数
40.6 41.5
8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
722.7万件 720.8万件・改
9月米消費者信頼感指数
94.2 97.8・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日続落。米政府機関閉鎖への懸念や日銀の利上げ再開観測を背景に円買い・ドル売りが入りやすい地合いとなった。この日発表の9月米シカゴ購買部協会景気指数や9月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも相場の重しとなり、2時30分前には一時147.65円と日通し安値を更新した。
米与野党は前日に政府運営を維持するための「つなぎ予算案」の成立を目指して協議したものの、医療関連予算を巡る溝は埋まらず、10月1日から一部の政府機関が閉鎖される可能性が高まった。また、本日東京時間に公表された9月18−19日分の日銀金融政策決定会合における主な意見では「利上げ再開を検討すべきとの複数の意見があった」ことが示された。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。予想を下回る米経済指標を受けてユーロ買い・ドル売りが先行。トランプ米大統領が会見で「おそらく政府機関閉鎖が起こるだろう」と発言したこともドル売りを促し、一時1.1761ドルと日通し高値を更新した。ただ、引けにかけては1.1733ドル付近まで上げ幅を縮めた。
・ユーロ円は続落。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが先行。ドル円の下落につれた売りも出て、23時過ぎに一時173.39円と日通し安値を更新した。その後の戻りも173.72円付近にとどまった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部が閉鎖する可能性が警戒されて、指数は下落して始まったものの、米利下げ継続期待を背景に買いが入ると持ち直した。「米製薬大手ファイザーは薬価引き下げでトランプ大統領と合意」との報道を好感して製薬株に買いが集まり、指数を押し上げた面もある。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒されて、相対的に安全資産とされる米国債には買いが先行したものの、終盤失速した。ダウ平均が史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると米国債には売りが出た。
・原油先物相場は続落。軟調な動きを見せていた原油先物だったが、OPEC事務局がXで「日量500キロバレルの増産を計画しているという最近のメディア報道を断固として否定する」と発表すると一時強含む場面もあった。しかし、前日にイスラエルがガザ和平の新提案を合意したこともあり、上値は限られ続落して引けた。
・金先物相場は4日続伸。米政府機関の閉鎖の可能性が高まっていることで、この日も安全資産とされる金先物には買いが集まり史上最高値を更新した。3900ドル手前まで上昇すると、一時利食いの売りも入り下げに転じる場面もあったが、NY勢参入とともに買いの勢いが再び強まった。
(中村)
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DZH Finacial Research
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