市場概況
◆ダウ平均: 46441.1 +43.21 +0.09%
◆S&P500: 6711.2 +22.74 +0.34%
◆NASDAQ: 22755.16 +95.15 +0.42%
1日のNY株式相場は4日続伸。連邦予算が9月末で失効し、政府機関が一部閉鎖となったことが嫌気され下落してスタートしたものの、政府機関閉鎖が短期間で済むとの期待や、野党民主党が要求する医療保険税額控除の延長期待を背景にアムジェン、メルク、ファイザーなどの薬品株が軒並み大幅高となったことが相場を押し上げた。政府機関閉鎖により金曜日の9月雇用統計の発表が延期される見通しとなる中、9月ADP民間部門雇用者数が増加予想に反して減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待も強まった。ダウ平均は朝方に121ドル安まで下落したものの、130ドル高まで反発し、43.21ドル高(+0.09%)と小幅にプラス圏で終了。前日に続いて終値の過去最高値を更新した。S&P500も0.48%安まで下落後、0.45%高まで反発し、0.34%高で終了。6営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では初めて6700ポイントを上回った。ハイテク株主体のナスダック総合も0.63%安まで下落後、0.42%高で終了。主要3指数はそろって4営業日続伸となった。S&P500の11セクターはヘルスケアの3.01%高を筆頭に、公益、IT、一般消費財の4セクターが上昇し、素材、金融、コミュニケーションなど7セクターが下落した。
米経済指標は9月ISM製造業PMIが49.1と前月分の48.7から改善し、予想の49.0を上回った。一方、9月ADP民間部門雇用者数がマイナス3.2万人と5.0万人のプラス予想に反して減少し、前月分もプラス5.4万人からマイナス0.3万人に下方修正された。金曜日の9月雇用統計で非農業部門雇用者数の発表が延期される見通しとなり、注目度が高まったADP民間部門雇用者数が下振れしたことで9月28-29日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しが強まった。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の96.2%から99.4%に上昇し、年内2回(0.50%)の利下げ確率も77.3%から89.0%に上昇した。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500: 6711.2 +22.74 +0.34%
◆NASDAQ: 22755.16 +95.15 +0.42%
1日のNY株式相場は4日続伸。連邦予算が9月末で失効し、政府機関が一部閉鎖となったことが嫌気され下落してスタートしたものの、政府機関閉鎖が短期間で済むとの期待や、野党民主党が要求する医療保険税額控除の延長期待を背景にアムジェン、メルク、ファイザーなどの薬品株が軒並み大幅高となったことが相場を押し上げた。政府機関閉鎖により金曜日の9月雇用統計の発表が延期される見通しとなる中、9月ADP民間部門雇用者数が増加予想に反して減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待も強まった。ダウ平均は朝方に121ドル安まで下落したものの、130ドル高まで反発し、43.21ドル高(+0.09%)と小幅にプラス圏で終了。前日に続いて終値の過去最高値を更新した。S&P500も0.48%安まで下落後、0.45%高まで反発し、0.34%高で終了。6営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では初めて6700ポイントを上回った。ハイテク株主体のナスダック総合も0.63%安まで下落後、0.42%高で終了。主要3指数はそろって4営業日続伸となった。S&P500の11セクターはヘルスケアの3.01%高を筆頭に、公益、IT、一般消費財の4セクターが上昇し、素材、金融、コミュニケーションなど7セクターが下落した。
米経済指標は9月ISM製造業PMIが49.1と前月分の48.7から改善し、予想の49.0を上回った。一方、9月ADP民間部門雇用者数がマイナス3.2万人と5.0万人のプラス予想に反して減少し、前月分もプラス5.4万人からマイナス0.3万人に下方修正された。金曜日の9月雇用統計で非農業部門雇用者数の発表が延期される見通しとなり、注目度が高まったADP民間部門雇用者数が下振れしたことで9月28-29日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しが強まった。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の96.2%から99.4%に上昇し、年内2回(0.50%)の利下げ確率も77.3%から89.0%に上昇した。
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DZH Finacial Research
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商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号
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