市場概況
6日午後の東京外国為替市場でユーロドルは売り優勢。17時時点では1.1662ドルと15時時点(1.1717ドル)と比べて0.0055ドル程度のユーロ安水準だった。ルコルニュ仏首相が週末に新内閣の経済・財務相にマクロン大統領の側近ロラン・レスキュール氏を任命したことが野党の反発を招き、政局不安が再燃すると欧州勢参入後は仏債売り・ユーロ売りが強まった。仏首相が辞任との報道が伝わると売りが加速し、一時1.1657ドルまで下げ足を速めた。
ルコルニュ首相は先月10日に就任したものの、わずか1カ月に満たないうちの辞任となり、マクロン大統領の立場は一段と危うくなっている。なお、仏の代表的な株価指数CAC40は辞任公表後に2%超下落している。
ユーロ円は大きく調整。17時時点では174.95円と15時時点(176.05円)と比べて1円10銭程度のユーロ安水準だった。仏政局不安のユーロ売りが強まると、高市自民党総裁選で週明け早朝から急騰した反動が活発化。14時過ぎに付けた176.25円を高値に174.90円台まで大きく上げ幅を縮めた。
ドル円は17時時点では150.01円と15時時点(150.25円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。東京市場で大幅高となった反動から150円を割り込む場面があったが、下値は限られている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.05円 - 150.44円
ユーロドル:1.1657ドル - 1.1731ドル
ユーロ円:173.92円 - 176.25円
(越後)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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ルコルニュ首相は先月10日に就任したものの、わずか1カ月に満たないうちの辞任となり、マクロン大統領の立場は一段と危うくなっている。なお、仏の代表的な株価指数CAC40は辞任公表後に2%超下落している。
ユーロ円は大きく調整。17時時点では174.95円と15時時点(176.05円)と比べて1円10銭程度のユーロ安水準だった。仏政局不安のユーロ売りが強まると、高市自民党総裁選で週明け早朝から急騰した反動が活発化。14時過ぎに付けた176.25円を高値に174.90円台まで大きく上げ幅を縮めた。
ドル円は17時時点では150.01円と15時時点(150.25円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。東京市場で大幅高となった反動から150円を割り込む場面があったが、下値は限られている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.05円 - 150.44円
ユーロドル:1.1657ドル - 1.1731ドル
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