市場概況
◆ダウ平均:46601.78 -1.20 0.00%
◆S&P500:6753.72 +39.13 +0.58%
◆NASDAQ:23043.38 +255.02 +1.12%
8日のNY株式相場はおおむね上昇。つなぎ予算をめぐる米上院での与野党協議が合意に至らず、政府機関の一部閉鎖が8日目に入ったが、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)がAI需要の高まりを背景に半導体への需要が増加していると発言を受けてAIトレードが再び強まった。ダウ平均は213ドル高まで上昇する場面もあったが、1.20ドル安(0.00%)とほぼ変わらずで終了。一方、前日に8日ぶりに反落したS&P500は一時0.61%高まで上昇し、0.58%高で終了。ハイテク株主体のナスダック総合も1.13%高まで上昇後、1.12%高で終了。S&P500とナスダック総合はともに取引時間中と終値の史上最高値を更新した。S&P500の11セクターはITの1.52%高を筆頭に、資本財、公益、一般消費財など7セクターが上昇し、エネルギー、生活必需品、金融など4セクターが下落。ITではアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が11.37%高と大幅に続伸したほか、マイクロン・テクノロジーが5.84%高となり、エヌビディアも2.20%上昇した。
政府機関の一部閉鎖で主要な経済指標の発表がない中、0.25%利下げが決定された9月16-17日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、利下げ幅を巡り意見が分かれたことが示されたが、サプライズはなく、株式市場では無風通過となった。米10年債利回りは前日の4.127%から一時4.096%まで低下(価格は上昇)したが、4.131%で終了。政府機関閉鎖の長期化で米債買いが優勢になったが、米10年債入札が低調だったことで反落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の17.24ポイントから16.30ポイントに低下した。
(小針)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500:6753.72 +39.13 +0.58%
◆NASDAQ:23043.38 +255.02 +1.12%
8日のNY株式相場はおおむね上昇。つなぎ予算をめぐる米上院での与野党協議が合意に至らず、政府機関の一部閉鎖が8日目に入ったが、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)がAI需要の高まりを背景に半導体への需要が増加していると発言を受けてAIトレードが再び強まった。ダウ平均は213ドル高まで上昇する場面もあったが、1.20ドル安(0.00%)とほぼ変わらずで終了。一方、前日に8日ぶりに反落したS&P500は一時0.61%高まで上昇し、0.58%高で終了。ハイテク株主体のナスダック総合も1.13%高まで上昇後、1.12%高で終了。S&P500とナスダック総合はともに取引時間中と終値の史上最高値を更新した。S&P500の11セクターはITの1.52%高を筆頭に、資本財、公益、一般消費財など7セクターが上昇し、エネルギー、生活必需品、金融など4セクターが下落。ITではアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が11.37%高と大幅に続伸したほか、マイクロン・テクノロジーが5.84%高となり、エヌビディアも2.20%上昇した。
政府機関の一部閉鎖で主要な経済指標の発表がない中、0.25%利下げが決定された9月16-17日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、利下げ幅を巡り意見が分かれたことが示されたが、サプライズはなく、株式市場では無風通過となった。米10年債利回りは前日の4.127%から一時4.096%まで低下(価格は上昇)したが、4.131%で終了。政府機関閉鎖の長期化で米債買いが優勢になったが、米10年債入札が低調だったことで反落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の17.24ポイントから16.30ポイントに低下した。
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