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NY株式サマリー(9日)=ダウ、4日続落 S&P500とナスダック総合は高値更新後に反落

市場概況
◆ダウ平均:46358.42 -243.36 -0.52%
◆S&P500:6735.11 -18.61 -0.28%
◆NASDAQ:23024.63 -18.75 -0.08%


 9日のNY株式相場は下落。オラクルやエヌビディアなどAI関連株が上昇したほか、好決算を発表したデルタ航空、ペプシコや9月の売上高が好調だったコストコの上昇を受けて小高くスタートしたものの、高値警戒感の強まりや、政府機関の一部閉鎖が9日目に入り、経済への影響が懸念されたことで終盤は売りが優勢となった。ダウ平均は一時82ドル高まで上昇したものの、終盤に330ドル安まで反落し、243.36ドル安(-0.52%)と4日続落して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.28%安、0.08%安と反落して終了。S&P500は一時0.16%高、ナスダック総合も一時0.08%高まで上昇し、連日で取引時間中の史上最高値を更新した。

 S&P500の11セクターは生活必需品(+0.61%)を除く10セクターが下落。素材、資本財、エネルギーが1%超下落した。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.30ポイントから16.43ポイントに上昇した。

 AI関連株は堅調だった。オラクルはクラウド事業の利益率悪化が報じられ火曜日に2.52%安となったが、水曜日に1.54%高と反発し、この日もベアードが投資判断を「アウトパフォーム」として新規に格付けを開始したことで2.89%高と続伸した。エヌビディアも1.83%高と2日続伸し、5営業日ぶりに上場来高値を更新した。第3四半期決算発表がスタートし、予想を上回る決算や強い見通しを発表したデルタ航空が4.29%高、第3四半期の売上高と利益が予想を上回ったペプシコも4.23%上昇した。9月と10月初旬の純売上高が前年同期を上回ったコストコも3.07%高となった。


(小針)


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