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中国株サマリー(13日)

市場概況
続落、後場に下げ幅縮小 9月の米ドル建て輸出は予想上振れ

 週明け13日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前営業日比0.19%安の3889.50ポイントだった。深セン成分指数は0.93%安の13231.47ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆3547億5200万元だった。

 上海総合指数は心理的節目の3800ポイントをかろうじて上回って寄り付いた後、前場は軟調に推移したが、後場に入って徐々に下げ幅を縮小した。トランプ米大統領が中国のレアアース輸出規制強化に反発し、中国からの輸入品に対して11月1日から現在の関税に加えて100%の関税を上乗せすると明らかにしたことを受け、米中の対立激化が警戒された。また、中国では週前半に主要経済指標の発表が予定されており、様子見ムードも強かった。一方、中国の税関総署が13日発表した2025年9月の米ドル建て貿易統計は、輸出が前年同月比8.3%増となり、市場予想(6.0%増)を上回った。セクター別では、自動車部品やコンシューマーエレクトロニクス、電機などが売られた半面、貴金属が全面高。バッテリー素材や非鉄金属も買われた。

 A株市場では、歌爾(002241)や立訊精密工業(002475)、富士康工業互聯網(601138)、安徽中鼎密封件(000887)などが大きく下げた。半面、金風科技(002202)が大幅高。上海浦東発展銀行(600000)や永輝超市(601933)も高かった。

 上海B株指数は0.44%高の262.16ポイント、深センB株指数は0.05%高の1354.90ポイント。

(山下)


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