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中国株サマリー(14日)

市場概況
3日続落、2週間ぶり安値 米中貿易摩擦を懸念

 14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前日比0.62%安の3865.23ポイントだった。深セン成分指数は2.54%安の12895.11ポイントと3営業日続落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆5762億3400万元だった。

 上海総合指数は反発して始まり、始値で心理的節目の3900ポイントを上回ったが、中盤に下げへ転じた。大引けにかけてやや値を戻したものの、終値は9月29日以来およそ2週間ぶりの安値圏となった。中国と米国の貿易摩擦が激化するリスクが引き続き意識され、ハイテク株を中心に売りが次第に膨らんだ。セクター別では電子化学品、半導体、バッテリー、レアメタル、コンシューマーエレクトロニクスが大幅に下落した。半面、銀行と保険が全面高のほか、ガス、石炭が買われた。

 A株市場では、スーパーコンピューターの曙光信息産業(603019)、半導体製造装置の北方華創科技集団(002371)、リチウム電池材料の寧波杉杉(600884)が大幅安だった。通信機器メーカーの中興通訊(000063)、レーザー加工の大族激光科技産業集団(002008)、電子設備メーカーの富士康工業互聯網(601138)も下落。金鉱大手の紫金鉱業集団(601899)は反落した。半面、太陽電池メーカーの隆基緑能科技(601012)、酒造の瀘州老窖(000568)が高い。金融株の上昇が目立ち、新華人寿保険(601336)や中国太平洋保険(601601)、中国農業銀行(601288)、中国工商銀行(601398)、招商銀行(600036)が買われた。

 上海B株指数は0.56%安の260.69ポイントと3営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.61%安の1346.64ポイントと4営業日ぶりに反落した。

(山下)


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