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NY株式サマリー(14日)=ダウ202ドル高 S&P500は反落 米中貿易問題をにらんで乱高下

市場概況
◆ダウ平均:46270.46 +202.88 +0.44%
◆S&P500:6644.312 -10.41 -0.16%
◆NASDAQ:22521.70 -172.91 -0.76%

 14日のNY株式相場は高安まちまち。米中貿易摩擦の激化懸念を受けて大きく下落してスタートしたが、好調な企業の第3四半期決算発表や利下げ期待などを受けて反発した。しかし、トランプ米大統領が、中国が米国産大豆の購入を見送るなどの「経済的に敵対的な行為」を選択したなどと中国を批判したことで、引けにかけて再び売りが強まった。ダウ平均は朝方に615ドル安まで下落後、455ドル高まで反発し、202.88ドル高(+0.44%)と上昇幅を縮小して終了。S&P500は一時、1.50%安まで下落後、0.39%高まで反発したが、0.16%安とマイナス圏で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は2.12%安まで急落後、0.02%安まで反発したが、0.76%安で終了した。小型株は堅調。ラッセル2000は1.77%安まで下落したものの、2.08%高まで大幅反発し、1.38%高で終了。6営業日ぶりに取引時間中と終値の史上最高値を更新した。

 S&P500の11セクターは生活必需品、資本財、金融、不動産、公益など8セクターが上昇した一方、IT、一般消費財、エネルギーの3セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はウォルマートが4.98%高、キャタピラーが4.50%高、アメリカン・エキスプレスが3.01%高となったほか、ハネウェル、ホーム・デポなどが2%超上昇した一方、エヌビディアが4.40%安、セールスフォースが3.61%安、ゴールドマン・サックスが2.04%安となった。センチメントは再び悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.03ポイントから20.81ポイントに上昇した。


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