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中国株サマリー(15日)

市場概況
4日ぶり反発 3900ポイント回復 自動車株などに買い

 15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。終値は前日比1.22%高の3912.21ポイントだった。深セン成分指数は1.73%高の13118.75ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆728億5800万元だった。

 上海総合指数は小高く寄り付いた後、前場は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、後場に入るとほぼ一本調子で上げ幅を広げた。心理的節目の3900ポイントに乗せ、この日の高値圏で終えた。第15次5カ年計画(2026−30年)草案を議論する中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)の開催を来週に控え、新たな経済政策への期待が買いを支えたもよう。

 セクター別では、自動車、空運・空港運営、送配電設備、製薬などが高い。半面、海運・港湾運営、レアメタル、造船が売られた。

 A株市場では、熱制御部品メーカーの浙江三花智能控制(002050)がストップ高。自動車メーカーの広州汽車集団(601238)、自動車部品メーカーの安徽中鼎密封件(000887)、航空大手の中国国際航空(601111)と中国東方航空(600115)、油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(601100)の上昇が目立った。テック株の立訊精密工業(002475)、歌爾(002241)、富士康工業互聯網(601138)なども買われた。半面、教育関連の中公教育科技(002607)、証券会社の華泰証券(601688)、豚肉関連の牧原食品(002714)、石油メジャーのシノペック(600028)などが下げた。

 上海B株指数は1.26%高の263.97ポイント、深センB株指数は0.87%高の1358.41ポイント。

(山下)


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