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香港株サマリー(15日)

市場概況
8日ぶり反発、本土株高を好感 中国人寿保険が大幅上昇

 15日の香港株式市場で、ハンセン指数は8営業日ぶりに反発。終値は前日比1.84%高の25910.60ポイントだった。中国企業指数は1.89%高の9250.91ポイント。メインボードの売買代金は概算で3158億1000万HKドル。

 ハンセン指数は高く始まり、前場は前日に割り込んでいた50日移動平均線(大引け時点で25845.05ポイント)付近で推移した。中国本土市場の主要株価指数が後場に大きく上昇したことで、香港市場でも買いが膨らみ、終盤にはハンセン指数が心理的節目の26000ポイントに接近した。前日までの7日間で1846ポイント近く下げていただけに、幅広いセクターで買い直しが優勢となった。14日の米株式市場でダウ平均が続伸したことも投資家心理を支えたもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、生保大手の中国人寿保険(02628)と医薬品ネット通販の京東健康(06618)が大幅に反発。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、教育サービスの新東方教育科技(09901)が高い。半面、海運大手の東方海外(00316)、都市ガス大手の新奥能源(02688)が反落した。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.57%高の6075.27ポイントと8営業日ぶりに反発。構成30銘柄が全て上昇した。上昇率上位は京東健康のほか、生成AIソフトウエアのセンスタイム(00020)や半導体株の華虹半導体(01347)、ASMPT(00522)だった。

(山下)


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