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東京マーケットダイジェスト・16日 円伸び悩み・株高

スポット
ドル円:1ドル=151.05円(前営業日NY終値比横ばい)
ユーロ円:1ユーロ=176.13円(△0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.166ドル(△0.0013ドル)
日経平均株価:48277.74円(前営業日比△605.07円)
東証株価指数(TOPIX):3203.42(△19.78)
債券先物12月物:136.11円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:1.650%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
8月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比    ▲0.9%     ▲4.6%
前年同月比   1.6%      4.9%
8月第三次産業活動指数
前月比    ▲0.4%      0.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。加藤財務相が「円安方向で急激な動きがみられる」と発言したほか、田村日銀審議委員が追加利上げを示唆したことから円買いが優勢となり、一時150.51円まで下落。ただ、一段と売り込む勢いはなく、その後は日経平均が堅調に推移していることもあり買い戻しの流れとなると、その後151.23円まで上昇して日通し高値を更新した。

・ユーロ円は堅調。午前に175.52円まで下押した後は176.32円まで上昇して日通し高値を更新するなど、ドル円に連れた動きとなった。

・ユーロドルは伸び悩み。午前にドル円でドル売りが強まった影響を受けて1.1675ドルまで値を上げるも一時的。午後に入りドル円が買い戻されたこともあり1.16ドル台半ばでのもみ合いが続いた。

・豪ドル円は下落するも一時的。弱い9月豪雇用統計を受けて97.55円まで売られるも、午後に入りドル円が買い戻された影響受けて98.30円台まで値を戻した。

・日経平均株価は続伸。前日にナスダックやS&P500が上昇した影響を受けて高く始まると、その後48000円を割り込むも一時的となり、午後に入り上げ幅は一時600円超に達した。ソフトバンクの上昇が指数を押し上げたほか、自民党と日本維新の会が政策協議を始めたことで政局不安が後退したことも上昇を後押しした。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反落。夜間取引で下落した影響を受けて買いが先行すると、値ごろ感などから買い戻しが入りプラス圏を回復する場面も見られた。しかし、田村日銀審議委員が追加利上げを示唆したことから、日銀の利上げ路線が変わらないとの見方から債券は再び売られた。


(川畑)


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