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東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

市場概況
 21日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では151.52円と12時時点(151.12円)と比べて40銭程度のドル高水準だった。臨時国会で首相指名選挙が始まると高市トレードの先取りでドル円は徐々に上げ幅を広げ、前日高値151.20円を上抜け151.24円まで上昇した。その後自民党・高市総裁が衆議院で過半数を超える237票を獲得し、衆院で女性初の第104代内閣総理大臣に選出されることになると、材料出尽くし感もあり日経平均株価が上げ幅を大幅に縮めると150.90円付近まで下押しした。もっとも、一部通信社から「日銀は年末までの追加利上げの可能性は排除していないものの、来週会合での利上げを急ぐ必要はない」との観測記事が伝わると再びドル買いが進み15時頃には151.54円まで強含んだ。

 ユーロドルは上値が抑えられる。15時時点では1.1625ドルと12時時点(1.1634ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロドルは主体性のない動きだが、対円でのドル買いで上値が抑えられ1.1625ドルまで小幅に売りに押された。

 ユーロ円はじり高。15時時点では176.14円と12時時点(175.81円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上値が抑えられていることで、勢いは緩やかだがドル円の動きに連れて176.18円までじり高。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.47円 - 151.54円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1655ドル
ユーロ円:175.36円 - 176.18円


(松井)


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