市場概況
続伸、中盤以降に上げ幅縮小 政策期待も利益確定の動き
21日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.65%高の26027.55ポイントだった。中国企業指数は0.76%高の9302.66ポイント。メインボードの売買代金は概算で2646億5000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の26000ポイントに乗せて寄り付くと、前場半ばにかけて上げ幅を拡大した。米中対立を巡る懸念の後退が好感された。トランプ米大統領は20日、記者団に対して改めて中国との関係が良好だとして、貿易協定締結への楽観的な見方を示した。ただ、買い一巡後は伸び悩み、中盤以降はもみ合いながら上げ幅を縮小。中国本土で第15次5カ年計画(2026−30年)草案を議論する中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が23日まで開かれるとあって、政策期待が根強いものの、目先の利益をいったん確定する動きも出た。
ハンセン指数構成銘柄では、生保大手の中国人寿保険(02628)が6%超高。電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(00285)、電動工具大手の創科実業(00669)、スポーツ用品の李寧(02331)、安踏体育用品(02020)、教育関連の新東方教育科技(09901)なども大幅高。大型ネット株のアリババ集団(09988)が続伸した。半面、デザイナーズトイ大手のポップマート(09992)が大幅に続落したほか、不動産関連サービスの華潤万象生活(01209)、通信キャリアのチャイナ・テレコム(00728)、チャイナ・モバイル(00941)、スマートフォン大手の小米集団(01810)などが下げた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.26%高の6007.94ポイントと続伸。ビリビリ(09626)、地平線機器人(09660)、BYDエレクトロニック、小鵬汽車(09868)が上昇率上位。半面、小米集団、ASMPT(00522)、テンセント・ミュージック(01698)、BYD(01211)が下落率上位だった。
(小針)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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21日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.65%高の26027.55ポイントだった。中国企業指数は0.76%高の9302.66ポイント。メインボードの売買代金は概算で2646億5000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の26000ポイントに乗せて寄り付くと、前場半ばにかけて上げ幅を拡大した。米中対立を巡る懸念の後退が好感された。トランプ米大統領は20日、記者団に対して改めて中国との関係が良好だとして、貿易協定締結への楽観的な見方を示した。ただ、買い一巡後は伸び悩み、中盤以降はもみ合いながら上げ幅を縮小。中国本土で第15次5カ年計画(2026−30年)草案を議論する中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が23日まで開かれるとあって、政策期待が根強いものの、目先の利益をいったん確定する動きも出た。
ハンセン指数構成銘柄では、生保大手の中国人寿保険(02628)が6%超高。電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(00285)、電動工具大手の創科実業(00669)、スポーツ用品の李寧(02331)、安踏体育用品(02020)、教育関連の新東方教育科技(09901)なども大幅高。大型ネット株のアリババ集団(09988)が続伸した。半面、デザイナーズトイ大手のポップマート(09992)が大幅に続落したほか、不動産関連サービスの華潤万象生活(01209)、通信キャリアのチャイナ・テレコム(00728)、チャイナ・モバイル(00941)、スマートフォン大手の小米集団(01810)などが下げた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.26%高の6007.94ポイントと続伸。ビリビリ(09626)、地平線機器人(09660)、BYDエレクトロニック、小鵬汽車(09868)が上昇率上位。半面、小米集団、ASMPT(00522)、テンセント・ミュージック(01698)、BYD(01211)が下落率上位だった。
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