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中国株サマリー(22日)

市場概況
 3日ぶり小反落 総じてマイナス圏でもみ合い 様子見気分も

 22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小反落。終値は前日比0.07%安の3913.76ポイントだった。深セン成分指数は0.62%安の12996.61ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆6678億5700万元だった。

 上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。米中首脳会談を巡る不透明感が重しとなった。ただ、心理的節目の3900ポイントを下回る水準では下値の堅さが目立ち、後場はわずかながらプラス圏に浮上する場面もあった。国内で第15次5カ年計画(2026−30年)草案を議論する中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が23日まで開かれるとあって、政策期待が根強いものの、様子見気分も漂った。

 セクター別では、貴金属と造船が全面安。宝飾品、石炭、ガス、バッテリーなども安い。半面、採掘、風力発電設備、不動産開発・サービス、建設機械などが買われた。

 A株市場では、リチウム電池材料の寧波杉杉(600884)、送配電用機器の思源電気(002028)、電子設備メーカーの富士康工業互聯網(601138)の下げがきつい。通信設備メーカーの中興通訊(000063)、太陽光発電関連の晶澳太陽能科技(002459)、TCL中環新能源科技(002129)、証券大手の華泰証券(601688)、産金大手の紫金鉱業集団(601899)なども売られた。半面、本土銀行株の中国農業銀行(601288)、中信銀行(601998)、監視システム大手の杭州海康威視数字技術(002415)、製薬会社の華潤三九医薬(000999)、熱制御部品メーカーの浙江三花智能控制(002050)などが買いを集めた。

 上海B株指数は0.38%安の260.41ポイント、深センB株指数は0.88%安の1342.17ポイントだった。

(小針)


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