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香港株サマリー(22日)

市場概況
 3日ぶり反落、26000ポイント割れ 保険株・医薬品株に売り

 22日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.94%安の25781.77ポイントだった。中国企業指数は0.85%安の9223.78ポイント。メインボードの売買代金は概算で2275億3000万HKドル。

 ハンセン指数は、心理的節目の26000ポイントを割り込んで寄り付き、おおむね10日移動平均線(大引け時点で25908.81ポイント)を下回る水準で推移した。米中首脳会談に不透明感が強まったことで運用リスクを回避する売りが幅広いセクターで優勢だった。トランプ米大統領は21日、月内に韓国での開催を調整している中国の習近平国家主席との会談が「もしかすると実現しないかもしれない」と述べた。もっとも、中国が打ち出す景気刺激策への期待は根強く、さらに下値を売り込む動きは限られた。

 ハンセン指数構成銘柄では、保険株のAIAグループ(01299)と中国人寿保険(02628)が下落して相場の重荷となった。宝飾品販売の周大福珠宝(01929)が5.65%下げたほか、オンラインゲームのネットイース(09999)、電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(00285)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)も安い。製薬の石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)、翰森製薬(03692)はそろって続落した。半面、医薬品卸売り大手の国薬控股(01099)、中国デザイナーズトイ大手のポップマート(09992)が買われた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.41%安の5923.09ポイントと3日ぶりに反落。前日高かったネットイース、BYDエレクトロニック、京東健康や、ゲーム・オフィスソフト大手のキングソフト(03888)が売られた。一方、電気自動車メーカーの蔚来集団(09866)、白物家電の海爾智家(06690)、半導体受託製造のSMIC(00981)が高い。

(小針)


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