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香港株サマリー(27日)

市場概況
3日続伸、半月ぶり高値 半導体株・ネット株に買い

 週明け27日の香港市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。終値は前営業日比1.05%高の26433.70ポイントだった。中国企業指数は1.10%高の9467.22ポイント。メインボードの売買代金は概算で2670億7000万HKドル。

 ハンセン指数は高く始まった。前場に上げ幅をやや縮小する場面があったものの、20日移動平均(大引け時点で26273.59ポイント)が下値支持線として意識され、総じて上昇率1%付近の水準で推移。終値は9日以来およそ半月ぶりの高値だった。米国と中国の閣僚が25−26日にマレーシアの首都クアラルンプールで開いた経済貿易協議で、懸案事項の解決策について「基本的な共通認識」に達したと中国国営新華社が伝え、買い安心感が広がった。前週末の米株高も投資家心理を強気に傾けたもよう。24日公表された米9月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る伸びにとどまり、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを継続するとの見方が強まった。

 ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)、テンセント(00700)が買われ、相場の上昇を主導。中国検索サービス大手の百度(09888)が6.20%上昇し、半導体受託製造のSMIC(00981)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)も大幅高だった。半面、スポーツ用品の李寧(02331)が大幅に続落した。自動車メーカーの理想汽車(02015)と吉利汽車(00175)も売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.83%高の6171.08ポイントと3営業日続伸。百度のほか半導体株の華虹半導体(01347)、ASMPT(00522)、SMICが続伸した。前週末に下げた蔚来集団(09866)は買い直された。一方、企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(00268)が反落した。


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