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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り一服

市場概況
 28日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。17時時点では152.15円と15時時点(151.92円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。151.76円を安値に売りが一服となった。片山財務相が「会議では為替に関する具体的な議論も行われなかった」「金融政策の方向性について直接協議はなかった」「(日銀に金利引き上げを促したわけではないだろう」との発言が伝わると、152.35円付近まで買い戻された。
 ただ、米財務省のホームページには「為替レートの過度な変動を防ぐ上で、健全な金融政策の策定とコミュニケーションが果たす重要な役割を強調した」と掲載されていることで、片山財務相が米財務省の公式声明を否定したことに対して疑念の声もあり、すぐに上値は抑えられた。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1654ドルと15時時点(1.1663ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入後も動きが鈍く1.16ドル半ばで小動き。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では177.31円と15時時点(177.19円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れる展開になり、財務相発言で177.54円前後まで買い戻された後は上値が重くなり、177.20円台まで一時戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.76円 - 152.88円
ユーロドル:1.1645ドル - 1.1668ドル
ユーロ円:177.04円 - 178.05円


(松井)


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