市場概況
◆ダウ平均:47706.37 +161.78 +0.34%
◆S&P500:6890.89 +15.73 +0.23%
◆NASDAQ:23827.49 +190.04 +0.80%
28日のNY株式相場は続伸。木曜日の米中首脳会談を控えて貿易摩擦懸念の後退や翌日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が続く中、GTC会議でフィンランドのノキアとの提携などを発表したエヌビディアが約5%高となり相場上昇をけん引した。週内にアップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタのマグニフィセント・セブンの決算発表を控え、マイクロソフトも約2%上昇した。ダウ平均は上昇してスタートすると、中盤に398ドル高まで上昇幅を広げ、161.78ドル高(+0.34%)で終了。S&P500も0.53%高まで上昇後、0.23%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.12%高まで上昇後、0.80%高で終了。主要3指数はそろって4営業日続伸し、3日連続で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。
S&P500の11セクターはIT、一般消費財、素材の3セクターが上昇し、不動産、公益、エネルギー、生活必需品、資本財など8セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はシャーウィン・ウィリアムズが5.47%高、エヌビディアが4.98%高、マイクロソフトが1.98%高、シスコ・システムズが1.72%高となった一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ナイキ、ウォルマート、マクドナルド、メルクが1%超下落した。エヌビディアは一時6.09%高まで上昇し、時価総額5兆ドルが目前となった。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の15.79ポイントから16.42ポイントに上昇した。
翌日に結果が公表されるFOMCでは0.25%の利下げが確実視されているが、12月FOMCでの利下げ期待も高まっており、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見での発言が注目される。
(小針)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500:6890.89 +15.73 +0.23%
◆NASDAQ:23827.49 +190.04 +0.80%
28日のNY株式相場は続伸。木曜日の米中首脳会談を控えて貿易摩擦懸念の後退や翌日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が続く中、GTC会議でフィンランドのノキアとの提携などを発表したエヌビディアが約5%高となり相場上昇をけん引した。週内にアップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタのマグニフィセント・セブンの決算発表を控え、マイクロソフトも約2%上昇した。ダウ平均は上昇してスタートすると、中盤に398ドル高まで上昇幅を広げ、161.78ドル高(+0.34%)で終了。S&P500も0.53%高まで上昇後、0.23%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.12%高まで上昇後、0.80%高で終了。主要3指数はそろって4営業日続伸し、3日連続で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。
S&P500の11セクターはIT、一般消費財、素材の3セクターが上昇し、不動産、公益、エネルギー、生活必需品、資本財など8セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はシャーウィン・ウィリアムズが5.47%高、エヌビディアが4.98%高、マイクロソフトが1.98%高、シスコ・システムズが1.72%高となった一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ナイキ、ウォルマート、マクドナルド、メルクが1%超下落した。エヌビディアは一時6.09%高まで上昇し、時価総額5兆ドルが目前となった。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の15.79ポイントから16.42ポイントに上昇した。
翌日に結果が公表されるFOMCでは0.25%の利下げが確実視されているが、12月FOMCでの利下げ期待も高まっており、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見での発言が注目される。
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DZH Finacial Research
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