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中国株サマリー(3日)

市場概況
3日ぶり反発、中盤以降はプラス圏 造船株など全面高

 週明け3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。終値は前営業日比0.55%高の3976.52ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の13404.06ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆1071億3100万元だった。

 上海総合指数は、序盤はマイナス圏で推移したが、中盤以降はプラス圏で推移した。きょう午前に発表された2025年10月のRatingDog中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.6と、市場予想の50.9を下回ったことなどが嫌気されたが、中国政府による景気対策への期待は強いほか、「フェンタニル関税」を巡るトランプ米大統領の発言を受けて米中貿易摩擦の緩和期待が強まった。セクター別では、造船やゲームが全面高。石炭や石油も買われた。半面、貴金属や宝飾、バッテリーなどが売られた。

 A株市場では、海南航空控股(600221)や中国工商銀行(601398)などが買われたほか、原油価格の上昇を受けてCNOOC(600938)やペトロチャイナ(601857)も高かった。半面、洛陽モリブデン(603993)や上海電力(600021)が下げたほか、金価格の下落や金取引に関する新たな税制政策を嫌気して湖南黄金(002155)や紫金鉱業集団(601899)なども売られた。

 上海B株指数は0.15%高の260.73ポイント、深センB株指数は0.81%高の1316.01ポイント。

(山下)


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