市場概況
4日ぶり反発、26000ポイントを回復 AIAグループが高い
週明け3日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。終値は前営業日比0.97%高の26158.36ポイントだった。中国企業指数は0.98%高の9258.73ポイント。メインボードの売買代金は概算で2286億7000万HKドル。
ハンセン指数は終始プラス圏で推移した。前場は心理的節目の26000ポイントを挟んでもみ合ったが、後場に入ると上げ幅を拡大した。ただ、上昇率1%を超える水準では上値が重かった。きょう午前に発表された2025年10月のRatingDog中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.6と、市場予想の50.9を下回ったことが重荷となったものの、中国当局による景気対策や米中貿易摩擦の緩和への期待が地合いを支えた。
ハンセン指数構成銘柄では、アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(01299)、豚肉大手の万洲国際(00288)、スマートフォン大手の小米集団(01810)が高い。石油メジャーのCNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)、中国国有銀行の中国建設銀行(00939)、中国銀行(03988)、中国工商銀行(01398)なども買いを集めた。半面、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)、産金大手の紫金鉱業集団(02899)が安い。中国当局が発表した新たな金の取引に関する税制政策が嫌気された。医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)、BYD(01211)、半導体受託開発のSMIC(00981)なども下げた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.24%高の5922.48ポイントと4営業日ぶりに反発。蔚来集団(09866)、小鵬汽車(09868)、金蝶国際ソフト(00268)、小米集団が上昇率上位。半面、華虹半導体(01347)、舜宇光学科技(02382)、SMIC、美的集団(00300)が下落率上位だった。
(山下)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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週明け3日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。終値は前営業日比0.97%高の26158.36ポイントだった。中国企業指数は0.98%高の9258.73ポイント。メインボードの売買代金は概算で2286億7000万HKドル。
ハンセン指数は終始プラス圏で推移した。前場は心理的節目の26000ポイントを挟んでもみ合ったが、後場に入ると上げ幅を拡大した。ただ、上昇率1%を超える水準では上値が重かった。きょう午前に発表された2025年10月のRatingDog中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.6と、市場予想の50.9を下回ったことが重荷となったものの、中国当局による景気対策や米中貿易摩擦の緩和への期待が地合いを支えた。
ハンセン指数構成銘柄では、アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(01299)、豚肉大手の万洲国際(00288)、スマートフォン大手の小米集団(01810)が高い。石油メジャーのCNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)、中国国有銀行の中国建設銀行(00939)、中国銀行(03988)、中国工商銀行(01398)なども買いを集めた。半面、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)、産金大手の紫金鉱業集団(02899)が安い。中国当局が発表した新たな金の取引に関する税制政策が嫌気された。医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)、BYD(01211)、半導体受託開発のSMIC(00981)なども下げた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.24%高の5922.48ポイントと4営業日ぶりに反発。蔚来集団(09866)、小鵬汽車(09868)、金蝶国際ソフト(00268)、小米集団が上昇率上位。半面、華虹半導体(01347)、舜宇光学科技(02382)、SMIC、美的集団(00300)が下落率上位だった。
(山下)
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DZH Finacial Research
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