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東京マーケットダイジェスト・4日 円底堅い・株安

スポット
ドル円:1ドル=153.73円(前営業日NY終値比▲0.49円)
ユーロ円:1ユーロ=176.98円(▲0.68円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1512ドル(▲0.0008ドル)
日経平均株価:51497.20円(前営業日比▲914.14円)
東証株価指数(TOPIX):3310.14(▲21.69)
債券先物12月物:135.87円(▲0.17円)
新発10年物国債利回り:1.675%(△0.020%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は一転下落。連休明けの本邦勢から買いが観測されたほか、下落して始まった日経平均株価が上昇に転じたことも買いを促した。昨日高値の154.30円を上抜けて2月13日以来の高値となる154.48円まで上値を伸ばした。ただ、片山財務相が為替について「一方的で急激な動きがみられる」と発言すると失速。日経平均株価が午後に入って再び売り込まれたうえ、時間外のダウ先物が下げたことも嫌気され、一時153.50円まで下げ足を速めた。
 なお、高市首相は4日、新設した「日本成長戦略本部」の初回会合で所得の増加と消費マインドの改善、企業収益の向上を通じて「税率を上げずとも税収を増加させることを目指す」と述べた。

・ユーロ円は軟調。片山財務相の円安けん制発言や日米株安で全般円高が進んだ流れに沿った。ユーロ円は一時176.88円まで値を下げた。
 なお、豪ドル円は株安を受けて一時99.88円まで下落。豪準備銀行(RBA)が予想通り政策金利を据え置き、声明もタカ派的な内容となったが豪ドル買いにはつながらなかった。

・ユーロドルは下げ渋り。午前はドル円の上昇に伴って売りが先行し、一時1.1498ドルと8月1日以来の安値を付けた。もっとも、その後はドル円が一転下落したこともあり1.1527ドルまで持ち直している。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反落。高値警戒感から利益確定売りが広がった。市場では「年金基金など機関投資家からの売りも目立った」との声が聞かれ、安値引けとなった。

・債券先物相場は続落。前日の米国債相場が下落した流れを引き継いで売りが強まった。午後に入っても戻りは鈍く、一時135.82円まで下落した。


(越後)


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