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香港株サマリー(10日)

市場概況
反発、1カ月ぶり高値 中国景気不安和らぐ

 週明け10日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前営業日比1.55%高の26649.06ポイントだった。中国企業指数は1.90%高の9443.24ポイント。メインボードの売買代金は概算で2147億8000万HKドル。

 ハンセン指数は前場にプラス圏の狭いレンジでもみ合い。後場に入るとほぼ一本調子で上げ幅を広げ、終値は10月9日以来およそ1カ月ぶりの高値だった。9日発表された10月の中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想から上振れし、中国景気への不安が和らいだ。軟調に推移していた中国本土市場の主要株価指数が上昇して終えたこともあって、幅広いセクターで買いが優勢となった。

 ハンセン指数構成銘柄では、前週末に安かったポップマート(09992)が8%超高。石油大手のCNOOC(00883)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、ビール大手の華潤ビール(00291)も高い。不動産株の華潤万象生活(01209)と華潤置地(01109)は反発した。半面、テック株のSMIC(00981)、レノボグループ(00992)が続落。アルミメーカーの中国宏橋(01378)も売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.34%高の5915.56ポイントと反発。オンライン旅行会社の同程旅行(00780) 、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)が大幅に反発した。新エネルギー車のBYD(01211)も高い。一方、新興電気自動車メーカーの蔚来集団(09866)、半導体受託製造の華虹半導体(01347)、音楽配信のテンセント・ミュージック(01698)が続落した。

(山下)


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