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東京マーケットダイジェスト・11日 円下げ渋り・株まちまち

スポット
ドル円:1ドル=154.12円(前営業日NY終値比▲0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=178.19円(△0.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1561ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:50842.93円(前営業日比▲68.83円)
東証株価指数(TOPIX):3321.58(△4.16)
債券先物12月物:135.80円(△0.17円)
新発10年物国債利回り:1.690%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>     <前回発表値>
9月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
     4兆4833億円の黒字 3兆7014億円の黒字・改
経常収支(季節調整済)
     4兆3476億円の黒字 2兆3890億円の黒字・改
貿易収支
      2360億円の黒字   1059億円の黒字
10月景気ウオッチャー調査
現状判断指数   49.1        47.1
先行き判断指数  53.1        48.5

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日経平均株価が上昇して始まったことを受け、投資家のリスク志向改善を意識した買いが先行した。仲値に向けた買いも入り、一時154.49円と4日につけた直近高値の154.48円をわずかに上抜ける場面も見られた。もっとも、その後は伸び悩む展開に。米上院で政府機関の再開に向けた法案が可決され、明日にも下院で採決が実施される可能性があるなか、閉鎖解除後に持ち高調整や利益確定目的の売りが持ち込まれる動きを警戒して、後場の日本株がマイナス圏まで失速。ドル円も日本株の動きをながめながら154.09円付近まで押し戻された。

・ユーロ円はもみ合い。ドル円の上昇につれて一時178.40円まで値を上げたが、昨日高値の178.45円手前では買いも一服となった。

・ユーロドルは小動き。昨日終値の1.1557ドルを挟んだ狭いレンジ内取引に終始した。

・日経平均株価は反落。米政府機関の閉鎖解除に向けた期待からこの日も買いが先行し、指数は一時600円超高まで上昇した。ただ、後場に入ると持ち高調整売りが優勢に。株価指数先物主導で売りが進み、一転して330円超安まで失速する場面も見られた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。30年物国債入札を前に持ち高調整目的の買いが先行したほか、高く始まった日経平均株価が失速したことも債券買いを誘った。なお、30年債入札は「低調な結果だった」と受け止められた。

(岩間)


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