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日経平均サマリー(12日)

市場概況
日経平均は反発 SWCCがストップ高

 12日の日経平均は反発。終値は220円高の51063円。米国株はまちまちも、ダウ平均の史上最高値更新を手がかりに寄り付きは3桁の上昇。寄った後はプラス圏とマイナス圏を行き来する不安定な動きが続いた。

 上期が大幅増益となり、1:4の株式分割も発表したソフトバンクグループ<9984.T>が売り気配スタートとなったほか、米エヌビディアの大幅安を受けて半導体株が弱く、開始直後にはマイナス圏に沈んで下げ幅を300円超に拡大。一方でプライムでは値上がり銘柄がかなり多く、深押ししたところでは買いが入った。前場は2桁の上昇で終えたが、後場は下落からのスタートとなり、再び下げ幅を3桁に広げる場面があった。しかし、ソフトバンクグループや半導体株が値を戻してきたことから、切り返してプラス転換から上げ幅を拡大。200円を超える上昇となって51000円台に乗せ、高値圏で取引を終えた。TOPIXは終日プラス圏で推移しており、終値(3359.33p)で10月31日の3331.83pを上回り、史上最高値を更新している。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆円。業種別では非鉄金属、医薬品、ゴム製品などが上昇した一方、金属製品、情報・通信、小売などが下落した。上方修正や増配を発表したSWCC<5805.T>が、後場に買いを集めてストップ高。半面、下方修正を発表して前日に派手に下げたKOKUSAI ELECTRIC<6525.T>は、売りが止まらずストップ安となった。


日経平均
 51063.31 +220.38
先物
 51120 -40
TOPIX
 3359.33 +37.75


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