スポット
(12日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.79円(前営業日比△0.63円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.45円(△0.90円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0011ドル)
ダウ工業株30種平均:48254.82ドル(△326.86ドル)
ナスダック総合株価指数:23406.46(▲61.84)
10年物米国債利回り:4.07%(▲0.05%)
WTI原油先物12月限:1バレル=58.49ドル(▲2.55ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4213.6ドル(△97.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 0.6% ▲1.9%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は上昇。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。23時30分前には一時155.04円と2月4日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、155円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時過ぎには154.50円付近まで下押しした。
なお、片山さつき財務相はこの日、「円安は日本経済にプラスとマイナスがあるが、マイナス面が目立ってきたところがあるのは否定しない」「足もとは為替の一方的で急激な動きがみられる」などと発言。市場では「155円を超える円安水準では政府・日銀による為替介入の現実味が増すとの見方も出ている」との声が聞かれた。
・ユーロドルは小幅ながら続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待とともにユーロ売り・ドル買いが先行。23時30分前に一時1.1563ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.1547ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入ると、一時1.1598ドルと日通し高値を更新した。もっとも、前日の高値1.1606ドルが目先レジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「当面、金利を据え置くことが適切である可能性が高い」などと述べたと伝わった。
・ユーロ円は4日続伸。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り・ユーロ買いが進んだ。取引終了間際には一時179.48円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部閉鎖の解除が近いとの観測が広がる中、この日も買いが続いた。個別ではユナイテッド・ヘルス・グループやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどの上昇が目立った。一方、シェブロンやアマゾン・ドット・コムは下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら続落。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。前日に発表された民間の雇用関連指標が米労働市場の冷え込みを示したことで、米利下げ観測が高まり買いが優勢となった。
・原油先物相場は4日ぶりに反落。市場で根強い供給過剰観測を背景に、売りが優勢となった。
・金先物相場は大幅反発。ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が「政府閉鎖は今四半期のGDPに影響を与えるだろう」などと発言したことを受け、米利下げ継続観測が強まり、金に買いが入った。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=154.79円(前営業日比△0.63円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.45円(△0.90円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0011ドル)
ダウ工業株30種平均:48254.82ドル(△326.86ドル)
ナスダック総合株価指数:23406.46(▲61.84)
10年物米国債利回り:4.07%(▲0.05%)
WTI原油先物12月限:1バレル=58.49ドル(▲2.55ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4213.6ドル(△97.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 0.6% ▲1.9%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は上昇。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。23時30分前には一時155.04円と2月4日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、155円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時過ぎには154.50円付近まで下押しした。
なお、片山さつき財務相はこの日、「円安は日本経済にプラスとマイナスがあるが、マイナス面が目立ってきたところがあるのは否定しない」「足もとは為替の一方的で急激な動きがみられる」などと発言。市場では「155円を超える円安水準では政府・日銀による為替介入の現実味が増すとの見方も出ている」との声が聞かれた。
・ユーロドルは小幅ながら続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待とともにユーロ売り・ドル買いが先行。23時30分前に一時1.1563ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.1547ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入ると、一時1.1598ドルと日通し高値を更新した。もっとも、前日の高値1.1606ドルが目先レジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「当面、金利を据え置くことが適切である可能性が高い」などと述べたと伝わった。
・ユーロ円は4日続伸。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り・ユーロ買いが進んだ。取引終了間際には一時179.48円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部閉鎖の解除が近いとの観測が広がる中、この日も買いが続いた。個別ではユナイテッド・ヘルス・グループやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどの上昇が目立った。一方、シェブロンやアマゾン・ドット・コムは下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら続落。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。前日に発表された民間の雇用関連指標が米労働市場の冷え込みを示したことで、米利下げ観測が高まり買いが優勢となった。
・原油先物相場は4日ぶりに反落。市場で根強い供給過剰観測を背景に、売りが優勢となった。
・金先物相場は大幅反発。ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が「政府閉鎖は今四半期のGDPに影響を与えるだろう」などと発言したことを受け、米利下げ継続観測が強まり、金に買いが入った。
(中村)
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