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東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 14日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では154.48円と12時時点(154.44円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価も弱く始まったことを確かめ、154.31円までドル安円高に振れた。もっとも、NY時間につけた昨日安値154.13円が意識されると切り返し、154.58円近辺まで下値を切り上げる場面があった。その後、日経平均が再び四桁安まで下げ幅を広げても、154.40円割れでは支えられている。

 ユーロドルは底堅い。15時時点では1.1648ドルと12時時点(1.1636ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。強含んだユーロポンドに後押しされ、1.1648ドルまで買われた。東京朝に上昇したユーロポンドは、2023年4月以来の高値0.8859ポンドまで上昇した。

 ユーロ円は強含み。15時時点では179.93円と12時時点(179.71円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。日本株安を受けたユーロ売り円買いも、12時頃につけた179.68円付近までに留まった。一巡後は179.90円台まで持ち直し、午前につけた最高値179.95円に迫った。
 一方、ポンド円は202.94円まで日通し安値を更新し、その後の戻りも203円前半と限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.31円 - 154.74円
ユーロドル:1.1623ドル - 1.1648ドル
ユーロ円:179.68円 - 179.95円


(小針)


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