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中国株サマリー(17日)

市場概況
 続落、マイナス圏でもみ合い 米中対立懸念を意識

 週明け17日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前営業日比0.46%安の3972.03ポイントだった。深セン成分指数は0.11%安の13202.00ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9107億9100万元だった。

 上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。小安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を拡大した。中国のネット通販大手、アリババ集団(09988)が中国人民解放軍に技術支援をしている疑いがあるとする米ホワイトハウス文書の内容が伝わり、米中対立への懸念が改めて意識された。もっとも、3960ポイント付近では下げ渋った。

 セクター別では、貴金属と保険が全面安。医薬品販売、製薬、医療機器なども安い。半面、バッテリー素材が全面高となったほか、軍需関連、インターネットサービス、ソフトウエア開発などが買われた。

 A株市場では、格安航空会社の春秋航空(601021)、アルミメーカーの中国アルミ(601600)、産金大手の紫金鉱業集団(601899)、送配電用機器の思源電気(002028)、豚肉大手の牧原食品(002714)などの下げが目立った。金融株の華泰証券(601688)、中国太平洋保険(601601)、上海浦東発展銀行(600000)、中国農業銀行(601288)などが売られた。前週末に高かった小型家電メーカーの九陽(002242)が大幅に反落した。半面、自動車部品メーカーのウェイチャイ・パワー(000338)、企業向けクラウド大手の用友網絡科技(600588)、油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(601100)、特定用途無線の海能達通信(002583)などが買いを集めた。

 上海B株指数は0.05%安の256.95ポイント、深センB株指数は0.43%安の1315.76ポイント。

(小針)


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