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中国株サマリー(18日)

市場概況
 3日続落、4週間ぶり安値 石炭株に売り

 18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前日比0.81%安の3939.81ポイントだった。深セン成分指数は0.92%安の13080.49ポイントと3営業日続落した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9260億6800万元だった。

 上海総合指数は安く寄り付き、次第に下げ幅を広げる展開。終値は10月23日以来およそ4週間ぶりの安値だった。米追加利下げを巡る不透明感が強まるなか、米労働省が20日に発表する9月分の雇用統計を見極めたいとして、積極的な買いを手控えるムードが広がった。米中関係や中国景気の先行き懸念もくすぶった。セクター別では、石炭、電池、鉄鋼が大幅に下落。化学肥料と貴金属、海運・港湾は全面安となった。一方、インターネットサービス、文化・メディアが上昇した。

 A株市場では、石炭化学の寧夏宝豊能源集団(600989)、アルミ大手の中国アルミ(601600)、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888)、シリコンウエハーメーカーのTCL中環新能源科技(002129)、製鉄のアンガン・スチール(000898)がそろって続落した。半面、半導体製造装置の北方華創科技集団(002371)、証券大手の華泰証券(601688)が反発した。企業向けクラウドの用友網絡科技(600588)も買われた。

 上海B株指数は0.49%安の255.70ポイント、深センB株指数は0.99%安の1302.73ポイントとともに3営業日続落した。

(小針)


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